映画 『花、香る歌』 (4月23日公開) | 月光のドライヴ

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花、香る歌



映画『花、香る歌』(4/23公開)予告編【公式】


原題:桃李花歌/도리화가
英語題:The Hymn

2015年/韓国/109分/DCP/5.1ch/シネスコ/字幕翻訳:本田恵子

監督・脚本:イ・ジョンピル
脚本:イ・チョルオ
音楽:キム・テソン

出演:スジ(miss A)、リュ・スンリョン、ソン・セビョク、キム・ナムギル、イ・ドンフィ



【作品の内容】

禁戒を越えて誕生した、伝統芸能「パンソリ」初の女流唄い手。
歴史に翻弄され、波乱の人生を送ったひとりの女性の真実の物語。

朝鮮時代末期。母を亡くした少女チン・チェソン(スジ)は、偶然にも村で耳にした民俗芸能パンソリのヒロインに自らの人生を重ねて号泣する。「涙のあとは笑顔。それがパンソリだ。」と優しく教えてくれたのは大家シン・ジェヒョ(リュ・スンリョン)だった。チェソンは、そのときパンソリの唄い手になることを決意する。しかし、当時は女性が唄うことは、固く禁じられていた。チェソンは性別を偽りジェヒョのもとで修業を積む。1867年、時の権力者・興宣興宣大院君(キム・ナムギル)が主催した宴に、危険を冒して臨むが…。

朝鮮時代末期に女人禁制であった「パンソリ」(一人の唱者が鼓手の打つ太鼓の伴奏に合わせて唄とせりふ、身振りで物語を語っていく伝統芸能)の世界に飛び込み、初の女流唄い手となった実在の人物チン・チェソンの波乱の人生を描いた物語。
主演はアイドルグループ「miss A」のメンバーであり、映画『建築学概論』の爆発的な人気により、韓国国内で“国民の初恋”という愛称を得たスジ。1年もの時間をかけパンソリの発生練習をして撮影に臨み、夢に向かって進んでゆく天真爛漫な少女から美しく愛を唄う一流の唄い手として生まれ変わる成長過程を、見事に演じている。
また『王になった男』、『七番房の奇跡』などで知られる名優リュ・スンリョンが、民のための唄い手であることにこだわる、厳しくも頼もしいチェソンの師匠、「パンソリ」の大家シン・ジェヒョ役を熱演。
さらに『パイレーツ』や、カンヌ国際映画祭に出品され高く評価された『無頼漢 渇いた罪』などのキム・ナムギルが最高の権力者である冷酷な興宣大院君を、カリスマ性たっぷりに演じ強烈な存在感を残している。