クリスマスのイルミネーションが
美しい時期になってきました。
ロンドンでも至る所で
イルミネーションを楽しむことが
出来ます。
さて、花より団子(笑)
日本ではクリスマスにチキンを
食べますが、イギリスでは
何を食べるのでしょうか?
今日はイギリスの一般的な家庭で
どのようなクリスマスディナーを
楽しむのかをご紹介したいと
思います。
◆前菜
・小さいサイズの野菜スープ
・メルバトースト
シンプルな野菜スープと
乾くまでカリカリに焼き上げられた
メルバトーストと呼ばれるトーストで
ディナーはスタートします。
チーズが一緒にサーブされることも
多いようです。
◆メイン
・ターキーのロースト
・スタッフィン
・付け合わせのホットベジタブル
日本ではあまりなじみがありませんが
ターキーのローストがメインです。
そのターキーの中に詰めてある
スタッフィンは各家庭で味が違い
クリスマスに帰省した人々は
「これこれ!これがウチの味」と
なるそうですよ。
◆デザート
・クリスマスプディング
日本ではショートケーキや
ブッシュドノエルを食べることが
定番ですが、イギリスの
クリスマスにはこのプディングが
欠かせません。
ケーキを作る通常の材料に、牛脂や
ラム酒などのお酒、そしてドライフルーツや
ナッツ「願い事をしながら」混ぜて焼き上げ、
クリスマスまで寝かせるのがイギリス流。
かなりのアルコール度数(火が付くほど!)
ですので、お酒に弱い人は食べる量を
ほんの少しにしておいた方が
良いかも知れません。
◆飲み物
・モルドワイン
こちらもイギリスの冬に欠かせない物。
いわゆるホットワインです。
赤ワインにスパイス、柑橘類、レーズン
そして蜂蜜や砂糖などを入れた飲み物です。
家庭で飲むだけでなく、
クリスマスマーケットにもこの
モルドワインの屋台が出たりします。
ちなみに使われるスパイスはそれぞれですが、
聖書に登場する三博士が贈った
キリストのお祝いの品である
「乳香、没薬、金」の象徴
「シナモン、クローブ、ナツメグ」は
どこで飲んでも必ず入っています。
イギリスの食事はあまり評判が
良くないですが、
美味しい物もたくさんあることが
分かりますね。
留学中、現地のお友達から
クリスマスディナーに
誘われることがあったら
是非臆せず参加してみてください。
その際は手土産もお忘れなく♪
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