前回に引き続き、サスーンカットコンテストについてです。
学生およびスタイリストの皆さんによる競技、審査が終わると、
いよいよお待ちかねのヘアセミナー&ショーが始まります。
当日いらした観客の皆さんの中には、このショーとセミナーを
楽しみに会場に来られたという方も数多くいることでしょう。
今年もサスーン インターナショナル クリエイティブダイレクターの
マーク・ヘイズ氏を筆頭に、クリエイティブダイレクターのブルース・
メイスフィールド氏、アレックス・ピネダ氏、アシスタントカラー
ダイレクトターのピンク・グラブ氏という世界トップクラスのサスーン
クリエイティブチームが、ハイクオリティなセミナー&ショーを
披露してくれました。
ショー開始直前に、サスーンコレクション「PRAIRIE」の映像が
会場に流れ始めると、会場の空気は一変し、「おお~」という
どよめきが各所から聞こえてきました。
セミナーの様子です。
ショーの一部です。
今回のセミナーの中で、マーク・ヘイズ氏は
「今まで組み上げたものをあえて壊し、それを再構築
することで、新たな創造性の扉が開かれる。 そして
そのために必要とされるのは徹底された基礎の体得だ」
という旨のお話をされていました。
美容の現場の頂点に立たれたマーク氏の口から基礎を
学ぶ重要性が語られると、その重みが全く違いました。
また、今回のカットコンテストを通じて多くの皆様とお会いし、
長年お世話になっている皆様との繋がりはとても大切なのだと、
改めて思いました。また、新しいお客様とも直接お会い
することで、新たな繋がりをもてるこのようなイベントは
非常に意義深いものであると再認識いたしました。
今後ともこのような場を通じ、できる限り多くの皆様との
交流することができればと思います。