ライナスの毛布
安心毛布(あんしんもうふ、英語:Security blanket)とは、人が物などに執着している状態を指す。 一般で言うお気に入りや愛着がこれにあたる。 漫画「ピーナッツ」に登場するライナスがいつも肌身離さず毛布を持っていることにより、「ライナスの毛布」と呼ばれることもある。
(Wikipedia 安心毛布の項より)
あの人はあたしにとってはライナスの毛布。
その存在にあたしはいつもすがっている。
愛着。いや執着。
でも悟られないように、そっと思い続ける。
そしてなぜか
同じようにあの人もあたしを想っている
そう信じ込んでしまっている。
変わらない距離。
本当はもっと近寄りたい。
けど、ずっとこの距離感。
会う機会が減っても心だけは離れない。
離さない。
離せない。
ずっとずっと離したくない。
初めてそう思った人。
本当はこれが特別な感情だって気づいている。
でも知らないふり。
お互いにけん制し合って、でも知らないふり。
最後まで踏み込んではいけない。
結局自信がないの。
この均衡を壊すことで、その先にあるのは何?
幸福?それとも取り返しのつかない喪失?
わからない。自信がない。
あの人もあたしを想ってくれてる
なんて、ただの幻想だもの。わかってる。
ただただ失うのが怖い。
あの人はあたしの「ライナスの毛布」。
今日もそっと抱きしめて眠るの。