現役時代頭脳明晰、アクティビティ、面倒見抜群の元気印のKさん。晩年は陶器つくりに専念、自称啄木研究家でもある。糖尿病と大腸がん手術で入院中と聞いてワイフが過日お見舞いに行ったが、話しもままならずしかも誰だかも分からずじまい、との事。まだ78歳で、高齢化の現代ではヤングの部類。
当時を知るあのKさんが認知症状になることは、誰もが想像だに出来ない事。人生平均寿命80歳代の高齢化時代とはいえ、必ずしも心身ともに「健康で元気に平均寿命を終える」とは限らない。むしろ「健康で元気に平均寿命を終える」人は、本当は何人いるのでしょうか?
最近若年認知症をテーマにした映画を見る機会があった。いずれも50歳前後の男女が主人公。ガンと違って診断されてから脳細胞が減少することにより、徐々にボケ症状が進むめに記憶喪失が進行。ある意味意味で「余命何年」のガン宣告より、記憶消滅した時には本人より周囲の家族が、介護の悲哀を味わう事が多い事は想像に難くない。長寿は望まないが「死ぬまで元気に生きる」事ができれば本望だ。なー。しかし「人間万事塞翁が馬」が世の常、なるように鳴る?しかないか!