冬物の衣類をしまうときの注意点
1. 汚れをきれいに落とす
冬は春夏に比べて汗をかきにくいので、服も汚れにくいと思われがちですが、実際は汗や皮脂でかなり汚れています。そのまま洗濯せずに収納すると、汚れが酸化し、黄ばみや黒ずみの原因となります。冬物衣類をしまうときは、目に見える汚れがなくても必ず洗濯し、汚れをきれいに落としてから収納しましょう。
2. しっかり乾かしてからしまう
衣類害虫は高温多湿の場所を好むため、湿気を含んだまま冬物衣類をしまうと、虫食い被害に遭いやすくなります。また、タンスやクローゼットの中が湿気でこもるとカビが発生する原因にもなりますので、洗濯後は2~3日風通しのいい所にかけてしっかり乾かしましょう。クリーニングに出した衣類も、ビニールのまま収納すると内部に湿気がこもりやすくなるので、ビニールを外してからしまうのが基本です。
3. ぎゅうぎゅうに詰めこまない
冬物の衣類は厚手のものが多いので、タンスや収納ケースにぎゅうぎゅうに詰め込んでしまいがちです。しかし、冬物の衣類は見た目よりデリケートですので、無理に詰め込むと型崩れやシワができてしまいます。タンスや衣類ケースに収納するときは、適度にゆとりをもたせ、衣類の型が崩れないように保管しましょう。