撥水加工とは!
撥水加工とは、生地に水をはじく成分を付着させること。水を玉状にしてコロコロと転がり落ちるように加工します。
「水をはじく成分」は表面に付着しているだけなので、繊維には隙間が残っている状態。の為「強い雨」や「水滴が小さい霧雨」が降ると、この隙間から水が浸透してしまいます。
撥水加工は水を完全に遮断できませんが、空気や蒸気がこの隙間から通り抜けるため、蒸れにくいのが長所です。
撥水加工は表面を加工しているだけなので、洗濯を繰り返すと撥水成分が剥がれ落ち、徐々に効果がなくなります。
【撥水加工のメリット】
・蒸れにくい
・シミや汚れを防ぐ
・生地の縮みを抑える
・カビの発生を防ぐ
・生地の風合いを損ないにくい
【撥水加工のデメリット】
・洗濯すると徐々に効果が薄れる
・水を防ぐ力が弱い