タバコは体によくないのはわかっているのに、喫煙者はタバコをやめることがなかなかできません。

 

意志が弱くて禁煙できない、ということもあるでしょうけど、それだけではないんです。

 

禁煙できない原因は、脳にもあったんです脳みそ

 

脳は神経細胞の集まりで、神経細胞同士が接続することで、情報を伝達しています。

 

しかし、神経細胞同士はつながってはいなくて、隙間があり、神経伝達物質という物質が橋渡しの役目をしています。

 

タバコにはニコチンが含まれています。

 

タバコを吸うことでニコチンが脳内に入り込み、神経伝達物質の一種であるアセチルコリンと結びつき、神経細胞から神経細胞への情報の伝達を手伝います。

 

それにより脳は活発になります競馬

 

タバコを吸うと頭がすっきりするのは、こういった理由があったのです。

 

いっぽう、ニコチンが脳に入ってくると、アセチルコリンは仕事をしなくなってきます。

 

さぼり癖のついたアセチルコリンは、禁煙してニコチンがなくなったときには、以前のようには働くことができなくなっているので、脳がニコチンを要求し、禁断症状が起こるのです。

 

禁煙をすればアセチルコリンはやがて元に戻ろうとします。

 

アセチルコリンがもと通りになるためには1週間ほどかかるといわれています。

 

ですから、その1週間を乗り切れるかどうかが、禁煙成功のカギとなってくるのです乙女のトキメキ