昨日購入したテレビカードにはまだ900円分以上残っていた。

 

私はBSでドジャース対フィリーズの第4戦を見ていた。その時、看護師さんが来て、「内視鏡検査は外来の合間にやる予定ですが、少し遅くなるかもしれません」と伝えてくれた。「電話などは一人で行ってもいいですか?」と尋ねると、「行く時は念のため声をかけてください」と言われた。

 

しばらく野球に集中していると、突然先生が病室まで来てくれて「調子はどう?」と聞かれた。「まだ熱が少しありますが、脈拍も落ち着いて気分は良いと思います。ただ、貧血がまだ不安です」と答えた。

先生は「ちょっといつになるかわからないけど、午前中にはやるからね」と言い、戻っていった。

 

野球は1-1の同点で、佐々木朗希がリリーフに投げ始めた一番緊迫した場面だった。

先生が戻って10分も経たないうちに、看護師さんが呼びに来た。

 

入院時はベッドで運ばれたが、今回は車椅子で行くとのことだった。

輸液ポンプの電源は自分で外し、心電図の機械も慣れた手つきでパジャマのポケットに入れ、車椅子を押してもらった。

 

エレベーターに乗り一階まで降りると、外来は驚くほど人が溢れていた。入院していた7階とは大違いだ。

内視鏡室の前も、たくさんの外来の患者さんが待っている。

点滴に車椅子の私を見て、周りの人の一部が**「重病な可哀そうな人」**というような視線を向けているように感じた。

 

そのまま内視鏡の部屋へ入ると、二日前のことを思い出した。

二日前は相当苦しかったし、かなりむせた。今日も苦しいのだろうか?結果はどうだろうか?と、悪い想像が頭をよぎる。

「口の麻酔、そういえば二日前もやったな」「目をつぶると苦しいんだったな」などと思いながら内視鏡が始まった。

 

しかし、今日は前回よりもかなり楽だった。むせることもない。前回は止血処置で内視鏡の時間もかなり長かったのだろうと思うが、今日の内視鏡はあっという間に終わった感じだった。

 

🎉 退院決定と喜びの電話

 

内視鏡の結果は良かったようだ。「今日退院ね。お昼はどうする?食べて帰る?」と聞かれた。

入院してから一切何も食べていないですし、会計にも時間がかかるでしょうから、お願いします」と伝えた。

 

「一人で歩けるようになりましたが、ヘモグロビンの数値はだいぶ戻っていますか?」と尋ねると、「7まで上がっている。しばらく貧血は残るだろうが、体も貧血に慣れてくるから大丈夫だ」と言われた。

 

今日で退院できる!これは本当に嬉しい限りだった。

病室に戻ると、ベッドに横になることもなく、「家族に電話したいです。今日退院ですし、一人で行ってもいいですか?」と伝えた。「大丈夫ですよ。でも無理しないでくださいね」と許可をもらえた。

 

退院できる嬉しさは半端ない。家族も喜んでくれるだろうし、これで安心してくれるだろうと、自分も心から安心できた。

早速家族に電話する。「今日退院するよ。昼ごはんは病院で回復食として食べていくことにした。退院手続きや会計にどれくらい時間がかかるかわからないけど、夕飯は家で食べることになるから、準備をしておいてほしい。先生からは普通に食べて良いと言われたけど、野菜スープとか、胃腸に負担のないものを作っておいてね。帰れる時間がわかったら、また連絡する」と伝えた。

 

📺 野球の行方とBSへの不満

 

病室に戻り、ドジャースの試合はどうなったのか気になった。テレビを付けると、違うカードのカブス戦を放送している。どうやら決着はついたようだが、結果がわからない。

 

スマホで確認すると、試合は1対1のまま延長戦で続いていることが判明した。NHKのBS契約なのだろうが、なぜ試合終了まで放送できないのかと、心から思った。「BS契約なんてする価値ないな」と、その時強く感じた。