中国の列車事故 | APC事務局長のブログ

中国の列車事故


今回の中国版新幹線「和谐号」の列車衝突事故、まあ盛んに

報道されてますね。


また、中国国内でもかなり積極的にメディアが取材をしたり、

ニュースで取り上げたりと、かなり中国もOPENになったな~

と思っています。


それにしても今回の事故、   


「甬温线特别重大铁路交通事故」    


なんて見出しで大々的に取り上げられています。 


重大鉄道交通事故     なんて言われると 


大したことなさそうですけど、ウチの事務所のすぐそばを新幹線が

通ってますが、(ローカルな話で恐縮です) 新大阪と上新庄の間

の高架で新幹線同士が衝突して、高架下に落っこちた、って感じ

ですから。どえらいことです。


もっと驚いたのが、CCTVのテロップで



「掩埋破损车厢是为了救援需要」 と出してたんです。



意味は、「破損した列車を埋めたのは、救助活動の為」 ってことです。



中国鉄道部の「新聞発布会」(記者会見)でスポークスマンが、

「これだけ世界の注目を集めている事件で証拠隠滅なんてできっこない。

現場は田んぼでぬかるんでいるので、作業の安全確保の為、一部の破損

した列車を埋めた」


という伊達や酔狂では理論立てれない、狂気の沙汰のような説明を

やった時に出したテロップです。


とは言え、この恥ずべき行為を公表すること自体、私にとっては驚きです。




それにしてもこの類の事故、中国では以前にもあったんですよね。

前回は2008年に山東省で列車衝突事故が起きたんですけど、

その時も100人ぐらい亡くなってます。

ただ、徹底した報道統制で現地の新聞に少し出た程度でしたね。



こういうの多いんですよ。メラミン混入の粉ミルク事件。あったでしょ?


これも2008年だったと思います。


乳幼児30万人ほどに被害が出たとか大騒ぎになって、一生透析を受け

なければいけない障害をもってしまった子供が多数出たとか、それで日本の

粉ミルクが中国で飛ぶように売れたので皆さんもご存知だと思います。


あれも実は2004年に「劣质奶粉」(粗悪粉ミルク)  に起因する 


「大头娃娃事件」(成分調整を施した粗悪粉ミルクを飲んだ乳幼児が頭が

大きな畸形児になってしまう病気)が布石としてあったんです。


これも徹底した報道統制をかけ、情報の拡散を抑えたんです。



しかしまあ、当局が批判をかわす為に掘り起こした車両ですが、シートを

かぶせて運んでましたが、かけてたシートの生地が。。。。。

ピクニックとかで芝生の上に敷く虹色の柄の入った、中国の地方の人が

空港とかでよく持っているズタ袋(编织袋)でした。お粗末さま~。


それにしても今回は隠しようがないですよね。膿を出し切るしかないでしょ。