ある日、治療室で思った事。
今週の火曜日は、抗がん剤治療で、
家に帰って来たのは、もう16時
くらいの時間。
本当、1日仕事だもんなぁ。
抗がん剤治療の時間は、約2時間位
の時間。
専用の治療室で、専用のベッドに
寝て、治療する。
暇な時は、スマホでも触ってる。
体調、悪い時や抗がん剤を点滴で
注入する、治療の間は、ただ、
ひたすら寝てるかな。
昨日は、久しぶりに気分が良くて
スマホばかり見てた。
勿論、イヤホンして、音楽を聴いて
気分転換したり、とにかく自分の
気分を上げる事を考える。
やっぱり、抗がん剤も辛い時も有るし、
一度、副作用が出た時は大変だったし、
強い薬だから、やっぱり負けない様に
自分のテンションを、上げながら、
打ってるんだよなぁ。
気持ち、負けないぞって。
治療室に居る、ガン患者の半分は、
寝てる。また唸っている人も、たまに
いるかな。
初めての抗がん剤治療の方は、やはり
何かを覚悟してるみたいな人や
眼を瞑り泣いてる人もいるし。
いろいろだ。
自分は、どう見られているか?
治療室に入るなり、自分の今日の
ベッドを案内されると、カバンの
中から、先に病院の売店で買った、
ランチパックをひとつ、後、飲料を
開けそれを食べながら、抗がん剤
治療の始まり。
朝の5時から、何も食べずにいる
体だから、低血糖とか気になるし、
採血が終わるまでは、仕方ない。
正直、毎回この抗がん剤治療は、
いくつか診療科を回って、最後は、
皮膚科。皮膚科の医師も良い先生で、
痛み予防の為に、たっぷり、褥瘡
(床ずれ)に薬を、塗ってくれる。
そして予約ベッドのある、治療室へ。
治療室では、自分と同じく朝早くに、
ここへ来た患者が、おにぎりを食べる
人もいる。音楽を聴きながら、受診を
してる人もいる。自分の予約ベッドが
自分の世界。これが唯一の自分の時間
が、保てる時間。今から抗がん剤治療
なのに、ホッと出来る時間。
自分のスタイルで、時間を埋めて行く。
この部屋に来るまで、いろんな想いの
患者さんが、今日も頑張ると云う想い
なんだろうなぁ。自分も、そうだし。
顔は笑って見せて、想いは、少しでも
回復を願う。もうガンになっちゃたと
悲観はせずに、後はまた頑張るしか無
いんだと、毎回思うんだ。
ここが、最後の砦なんだもん。
今日も、頑張って帰らなきゃと急に、
家が恋しい時も有るけど、先ずは、
頑張らなきゃと、想いを込めて、
毎回頑張り、平穏無事で帰れます様に
と、思うんだなぁ。
さて、さすがに腹も減る。朝起きて、
約7時間。時計は、この治療室に来る
時間の大体12時近くを指している。
あぁ、今日も順調に診療出来たなぁと
思ってしまう。やっと治療室のベッド
に入れた時、後は、これが終われば、
帰れるなぁと、今日も頑張った自分を
労わる様に、ゆっくり毛布を掛ける。
褥瘡(床ずれ)が、まだまだ治らず
痛みが少しあるが、先程皮膚科で、
塗った薬が、このベッドで役に立つ。
褥瘡の痛みは、本当にしつこい。
でも、少しずつでも治れば、良いかと
思う。椅子に座る時、歩く時、本当に
四六時中、使ってるお尻あたりに褥瘡
は、出来やすい。まぁ、床ずれだから、
寝てる時もね。
皮膚科に寄ってこの治療室に来るのは
そう云う訳なのです。
さて、治療室のベッドで、約2〜3時間
点滴で、抗がん剤を体に注入して、
治療は終了。でも、長く長い時間だ。
いろんな事考えたり、まぁ、最初は、
やっぱり縁起の悪い話とかも考えたり
したけれど、今が最低の自分の体だから、
ここから、頑張るとばかり思ったし、
ここから、始めよう。と思いながら、
最初は、ご飯さえ食べれない体となった
のに、今は随分と改善できた。
治療室で、パン食べるのも、その一環。
いつでも、どこでも、栄養を摂ると、
思う気持ちから。少しは、そうしないと
太れない。痩せたら、負けだから。
但し、バランスも考えて摂るけれど。
さて、今日はまた家に居るけれど、
相方は、自分が食べるとこを見るのが、
嬉しいらしい。
顔に、ハリが出て、つやが出るのが、
嬉しいと言う。
ガン当初の、つやの無い顔や手は、
私が、何も食べさせていないみたいで、
悲しい物よと、言われた時も有るし。
自分は、少しずつ、改善して来たし。
まだまだ、何事も改善しながら頑張って
行こうと、思っています。
今日は、長々とありがとうございました。
皆様も、良い一日をお過ごし下さい。