4クール①でした。
今日はいつもと違い、小児科に近い診察室でケモ前の診察を受けた。
娘の産後検診を思い出して懐かしくなった。
明日で6ヶ月になる。
元気に育ってくれて本当に良かったな。
この病院で娘を産んだ時を思い出した。
病気を知らなかった頃の
母親になりたての自分を思い出して切なくなった。
まさかこんな事になってるなんて
夢にも思わなかった。
人生、何が起こるかわからない。
今は辛いけれど
実はこれは幸せの前兆だったりするのかもしれない。そんなふうに考えてみよう。
ケモ前の診察で、
先生が前回とったCTの結果を説明してくれた。
縦隔の腫瘍は治療前より半分くらいの厚みになって、順調に小さくなっています。
鎖骨の腫瘍は消えていますよ。
とてもとても喜ばしい結果!
…のはずなのに。
「腫瘍は消えています」
「もうほとんど腫瘍はありません」
そんな言葉を期待してしまって
まだ半分くらいのサイズで残っていた事に
ショックを受けてしまった。
あと少しあと少し、元の生活に戻れるから。
毎日呪文のように唱えて
気持ちを奮い立たせながら過ごしている。
え、治らないかもしれない?
かなり心配症のわたし。
不安になった。
「残りの6回で消えるんでしょうか?先生のご経験から残りのいかがでしょうか?」
先生の言葉の裏というか、先生はどう解釈しているのか本音の部分を探ろうと質問してみた。
先生は丁寧に同じ説明を繰り返してくれた。
ここまでの治りを見てみると順調にきています。
腫瘍が残った場合には放射線をあてて治しますが、
おそらくケモで治る可能性が高いと思います。
仮に放射線を追加することになっても
腫瘍が小さいので肺がんや乳がんになるリスクは低いです。
先生の「恐らく大丈夫」は今まで全部当たった。
この言葉にいつも救われてきた。
先生の言葉を信じよう。
あと少し。ちょっと欲張りすぎた。
必ず治る!治す!
がんばろう。
…
今でこそ前向きに考えられたけど
その時は気持ちの整理がつかぬままケモ室へ。
抗がん剤がもれたときの看護師さんが担当になっていた。実はこの看護師さんを見るだけでとても怖くなってしまう。
正直に話したら、他に変わりますねって優しく言ってくださって、信頼している看護師さんがやってくれる事になった。
配慮が届かなくてごめんね。
わーりかったねぇ。(ちょっも方言)
そう言われた瞬間、涙が溢れてきてしまった。
何に泣いているのかよく分からなかったんだけど。
看護師さんは優しい言葉をかけてくれた。
辛かったら辛いって言えばいいんだよ。
とっても大変な治療をしているんだよ。
辛くて当たり前だよ。
先生に癌だって言われた瞬間に全部が変わるんだよ。
治療や副作用だけが辛いんじゃない。
生活が変わるんだもの。辛いよ。
とっても頑張ってるんだよ。
泣いていいんだよ。
我慢しねで泣くんだよ。
泣いた後って不思議と
よし頑張ろうって気持ちが生まれてくるからね。
泣いていいんだよ。
気持ちが軽くなって、しばらく泣かせてもらった。
全然まとまってない話だけれど
見た目が気になって
庭の外に出て近所の人にあうのが嫌。
心がざわついて凹んでしまうのが怖い。
庭や畑までベビーカーで1時間くらい回っている。
結構びくびくしながら外出している。
がんばっているつもりだけれど
もっと頑張らなきゃいけないのに逃げてばっかり。
そんなふうに自己嫌悪していたから、
頑張っているって言ってもらえて嬉しかったのかも。
諸々自分に課すハードルを下げて
できることをしようと思った。