日露戦争と耳学問 | umebociのブログ

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勝利に導いたとっさの判断


日本海海戦の真っ最中

東郷元帥率いる日本合艦隊は

ロシアバルチック艦隊を

ウラジオスットクに逃す大きなミスを犯していた!


此のミスを看破した

第二艦隊「佐藤鉄太郎」参謀長は命令を拒否し

単独行動に出る

其の為30数隻のバルチック艦隊の

集中砲火を浴び窮地に立たされるが


とっさの判断で戦艦の腹を

敵に見せ敵の頭を押さえる事で

バルチック艦隊の退路を遮断する

一撃に出た事が有利に働き大勝利に導いた

此の時の咄嗟の判断は

昔聞いた剣の極意の耳学問であった


心形刀流


心形刀流道場の伊庭宗太郎の

門をたたいた佐藤鉄太郎は

「剣術の極意の話だけを聞かせてあげよう」と

滅多に聞けない極意を時折り聞かせてもらった


流租の伊庭是水軒

(いばぜすいけん)の極意


身内の祝の深酒で眠っていた是水

「おい起きろ!」

目を覚ますと5本の刀が取り巻いている


起きるまで切りつけまい

どの様に起きるかが

生死の分かれ目だと一瞬に判断した


掛け布団をパッと持ち上げ

そのしたで体を半回転させ枕元の刀を掴み

足元の方から立ち上が敵の意表を突く


鞘を抜く暇もなく渡り合っている内に

鞘は割れ飛び散った

台所に追い詰められ古くなった

一枚の板を踏み抜きどっさと倒れてしまった

が!この瞬間に是水の刀は横なぎに払われ


勢い込み踊りこんで来た先頭の敵は胴を

見事に割れ血しぶきをたて悲鳴を上げる


怯む隙に起き上がった是水は既に

逃げ腰になった暴漢4人を追い払った


「しまったと!」と思った時は

相手は「しめた!」と思う


其処に紙一重の隙が出来る

其の時は無茶でもデタラメでも良い!


積極的な一撃に出よ!


紙一重の虚を付き


相手を制することが出来る此れが

「心形刀流」の極意である


此の耳学問が日本開戦の勝利を導いた

もしこのロシアに敗れれば

モンゴル全土・朝鮮半島・北海道は

ロシア領となり日本本土も列強が

入り込み分割統治と成っていた

この時代はアジア人は「人間以下」の扱い


読書ばかりでなく

学耳学問も大事である。