心の闇
「縛られたワル狸はお婆さんを騙し縄を解かせ
隙を付いて殺して切り刻み鍋で煮てしまう
狸はお婆さんに化けお爺さんに食べさせた」の
元の話が重傷を負いなが助かっているに成っている
昔話の残酷さを隠すのは問題ではと
心理学者の河合集雄は指摘する
河合氏の話
「機織りしているアマテラスに天井から
皮をはいだ馬をスサノオが投げ込む
すると怒ったアマテラスが岩戸に隠れてしまうんですが
外が闇にも関わらず
神々の愉しげでにぎやかな笑い声がして来る
不審に思いアマテラスは聞くんですね
するともっと素晴らしい神さんが
現われたと返事が返ってくる其れで
隙間から覗くんですが其の時にカガミに映る
自分の姿にアマテラスは驚く訳なんですが
何を申し上げたいかと言うと此の神話は心の闇を
人間にあるスサノオの働きが
心の闇を暴くお話だと思われるんです
其れで闇を払った
アマテラスの輝きは
以前よりも輝きを増すんですね」
心理学療法では
患者の押し隠している
心と向き合わせて
治療すると言う
子供に聞かせる
日本の昔話にはそのような
働きが有るのかも知れない。