ご無沙汰しております、屋形です。
昨年末の記事の最後で触れた通り、アイドルのライブに初参戦してきました。
ちなみに、一緒に行く相方なんてものは作ることが出来ず、一人です。
1.会場入りから開演まで
今回観に行ったのは「超ときめき♡宣伝部」という6人組アイドルグループのホールツアーです。
メンバーは「かなみん」「ジュリア」「ひとちゃん」「おはる」「あきちゃん」「ひよりん」。
今年は現体制初の新潟公演があるとのことで、滅多にないチャンスだと思いチケットを購入しました。
会場は私の昼休みの散歩コース上にある「新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)」でした。
そのため、普段の散歩通り、行き帰りは信濃川の堤防「やすらぎ堤」の遊歩道を通りました。
観客はほぼ誰もこのルートで来なかったようで、道中ファンらしき人に全然会いませんでした。
りゅーとぴあに到着すると、中は既に多くの人が待機しており、開場時間と共に入場口に吸い込まれていきました。
私も流されるままに入場し、まず事前に予約していた記念グッズを受け取りに物販コーナーまで行きました。
無事グッズを受け取ると、メンバーのパネルや公式キャラクター「パブりん」の着ぐるみを撮影したりしました。
その後、劇場の中へ入って着席し、時間になるまで辺りを見回したり、ステージ上の映像を眺めたりしていました。
開演数分前にかなみんとひよりんが担当した影ナレがあり、6人の円陣の掛け声が聞こえてきました。
暗くなった会場で開演直前の映像(overture?)が流れ終わると、メンバーが飛び出し、ライブがスタートしました。
2.座席
座席は2階席の最後列で、ステージからは距離がありましたが、結果的にはこの位置で助かった感があります。
下手に前列や中盤だと、初めてで動きが遅れがちな自分には大変苦行になっただろうと思います。
誰も他の観客のことなど気にしないとは思いつつ、つい後ろの人目を気にしてしまいそうだからです。
今回、両隣はお一人様の女性だったため、むさ苦しい男達に挟まれたり、孤立感があったりせず良かった?です。
彼女達のペンライトはどちらも基本的にあきちゃんのメンバーカラーであるレモン色でした。
そんな中、私はサッカー観戦時に使用するペンライトをブルーに灯し、一応かなみん推しをアピールしました。
左隣の女性はライブに何度も通う歴戦の猛者らしく、身のこなしがプロフェッショナルでした。
ペンライトを2本操り、振りコピも完璧で参考になるため、こっそり見様見真似でだいぶ頼りにしていました。
ただ、あきちゃんのパートになるとペンライトを突き出すため、危うくつられそうになりましたが。
右隣の女性は恐らくライブ経験少なめな方で、メンバーからの質問に対する反応を見ると、新潟出身のようでした。
私同様、超とき宣が地元に来てくれたから観に来た感じだと思われ、こちらには勝手に親近感を覚えました。
着席時に数回、肘同士が触れてしまったこと、この場を借りてお詫びいたします……!
3.撮影可能時間
ライブ中は原則撮影禁止ですが、アンコール時に3分間、撮影可能な「ロックオンフリータイム」が設けられていました。
事前にその情報に接していた私も、埃を被っていた型落ちの一眼レフを動員し、リュックに忍ばせていました。
ロックオンフリータイムのアナウンスがあると、ファン全員がカメラやスマホを構え、メンバーの登場を待ちます。
多くのファンは、曲が流れ出すと同時に、右隣のお姉さんのようにスマホで写真や動画の撮影を開始しました。
一方、左隣のお姉さんをはじめ、ゴツいレンズを搭載した一眼レフをメンバーに向けるファンも多数いました。
一部メンバーは3階席の扉からも現れたようで、我々の頭上でも歓声があがっていました。
欲張りな私は一眼レフとスマホを両手で重ねて持ち、一眼で写真を撮りつつスマホで動画を撮っていました。
なお、カメラマンの腕の悪さやメンバーからの距離の遠さもあり、撮れ高はお察しの通りです。
メンバーがステージ上に集まってしばらくすると、パブりんのカウントダウンを経て、撮可時間が終了しました。
ロックオンフリータイムを一度体験すると、最前列で参加したいという思いを抱くのも大いに理解できますね。
もっとカメラのスキルを上達させたくもなりますし、馬鹿デカいレンズに手を出したくなるのも頷けます。
写真を見返すと、ひとちゃんがカメラ目線で撮れていましたが、私の前の席に赤いシャツの男性がいたからでしょうか。
4.感想
アイドル本人達については、さすが場数を踏んでいる芸能人、爆音の中で歌唱力も安定し、ダンスもキレッキレでした。
MCでのトーク力も、物凄くしっかりしていて面白さもあり、自分より相当若いのに……と感心してしまいました。
大人になってから全国区のアーティストのライブに訪れた記憶がないので、比較できる材料は持ち合わせていませんが。
そして、アイドルのライブに初めて参加した感想としては、まず大前提として、とても楽しかったです。
今まで画面の中だけで見ていた美少女達が自分と同じ空間にいて、目の前でパフォーマンスをしていました。
どこかフワフワとして現実感が遠のくような気分でしたが、他では得難い素晴らしい経験をしました。
ただ、初心者ということもあり、あまり悪目立ちしないよう周囲のファンの動きを気にしながら観る必要がありました。
したがって、ステージ上のメンバーに集中しようと努めても、完全に意識を没入させるのが少々難しかったです。
何度か行って慣れれば変わるのか、それともやはり自分にはこういった場が相応しくないのか、悩ましいところです。
超とき宣に限らず、再びアイドルのライブに参加する機会があったとしても、次は躊躇いが生じる気がします。
今回は運良くビギナーに比較的やさしい席でしたが、同じような席が当たるということもなかなか無いでしょう。
もちろんまた行きたい気持ちも大きいので、今度は着席指定席の希望も視野に入れようかなといった感じです。
以上、アイドルのライブに行った話でした。
実際に足を運んでみて、生のアイドルの可愛さに圧倒され、推し活にハマる人々の気持ちが痛いほどよく分かりました。
それと同時に、仲間が作れるコミュ力の高い人や単独行動でも堂々と振舞える芯の強い人に対し、羨望を抱いた次第です。
屋形