父との距離。

物心がついた頃から、父とは距離があった。
心の。

でも母の話では、私が生まれた頃、父は私を溺愛していて、オムツもミルクもほぼ父がやっていたと。
そういえば時々思い出す小さい頃の思い出の中には、父と兄と3人でいっぱい遊んで、それをニコニコ見ている母がいる。

いつから話さなくなったんだろう?
いつから距離を感じるようになったんだろう?

思春期に入る前から、既に父は「世間話をする人」ではなかった。

もともとお喋りな人ではなかったし。

思春期真っ只中の時は、ご飯を食べる時だけ向かい合わせに座り、聞かれたことを答えるだけの関係になっていた。

こうなったのには思い当たる理由がいくつかあるけれど。

別に嫌いな訳じゃない。
ただ、腹が立っても面と向かって「むかつく」なんて言えない関係。
ウザいと思ってたとしても、ウザいとは言えない、気を使う親戚の叔父さんみたいな、そんな感覚だった気がする。


札幌に出てきた後、たまに実家に帰っても、私は出歩いてばかりでほとんど家にいなかった。




大人になるにつれ、「なんでこうなったんだっけ」とぼんやり考えるようになった。
帰省するたびに小さくなっているように見える父。

そして私の結婚式の時、必死に涙をこらえる父を見て、「私、こんなんじゃダメだ」って思った。

それからは、帰省した時は少し話すようになったし、たまに携帯にメールもするようになった、ホントたまに。


そしてエマニエルが生まれた今。
エマニエルが寝た後は毎晩一人ぼっちで暇なので、ゴロゴロしながら週1くらいで父に「エマニエル通信」という件名のメールを送るようになった。

メールといっても、携帯ではなく、お互いにパソコンメールで。
「エマニエル通信」は、エマニエルの日々の様子や面白かった事、子育てで不安な事などを写真付きで記している。

母の話によると、父はこのエマニエル通信をとても楽しみにしていて、毎日パソコンでメールチェックをしているそうで。
それは、返信の文面からも私に伝わってきています。
父からの返信は、私が赤ちゃんの頃も同じことやってたとか、私はこうだったんだよとか、育児に対するアドバイスとか、そんな内容が多い。

そして久しぶりに会った時は、今までよりも沢山話すネタが増えてる。
父がエマニエルにミルクをあげたり、あやしたりしてるのを見て、「私もこういう風にされてたのかな」とホッコリしたり。


大事な事はメールじゃなくて直接か電話で!と過去に部下に言ったことがあるけれど、メールだからこそ伝えられる気持ちってあるんですね。

毎晩暇なんだから、楽しみにしてる父のために、毎日エマニエル通信を送っても良いのだけれど、毎日送ると義務化されて重荷になっちゃうし、長く続けたいからこそ、あえて週1ペースで。






全く話は変わりますが、最近くしゃみの時の尿漏れに悩む私です。
ハルンケア、気になります。