昨日は主人の医大の診察日。

初診の耳鼻咽喉科といつもの呼吸器内科。

下の孫も連れて行った。


8時半に家を出た。

9時半前に着いてまずは採血へ。

採血の後はレントゲン。

孫と私はキッズコーナーで絵本を読んだり

アンパンマンで遊んだりして主人を

待っていた。


レントゲンが終わり耳鼻咽喉科へ行った。

主人の予約は10時半。

混んでいたけど主人は10時半ちょうどに

名前を呼ばれた。

(耳鼻咽喉科では名前を呼ばれていた)

主人1人で診察室へ入った。

しばらくして診察室から出て来た。

「生検に出す為の組織取るから

ちょっと待っといてやって」と言ったので

3人で待合室で待っていた。

孫は1人で喋っていたり看護師さんや

若手の先生が通るたびに

笑って何をしてるのかなー?

とか喋りかけて可愛い!と言ってもらって

常にニコニコして退屈せずに

お利口に座って一緒に待っていてくれた。


しばらくして主人の名前が呼ばれた。

診察室から出て来た主人は首の付け根の

所に絆創膏を貼っていた。

何となく怖くて見れなかった。

6月に2、3cm切って細胞を取って

ゲノム検査をしてもらう。


「この場所に放射線は出来へんのか聞いたら

出来るやって。だけど完全に治るのは

無理なんやって。だけど治療の為に生検して

きちんと検査するやって。肺が原発やと

思ってるけどもしかしたらここ(首のリンパ)

が原発やったら悪性リンパ腫も考えられる…」

みたいな事を言っていた。


途中から何を言ってるのか

分からなくて聞こえなかった。 

何言ってるの?何の事?今さら原発が

変わるなんて事あんの?

それ誰の意見?先生?パパの自己判断?

聞きたくないし知りたくないから

聞かなかった。

怖い事は聞かないフリをしてしまう。


次の診察までハラハラドキドキする。


呼吸器内科も時間通りに番号が点灯された。

呼吸器内科も主人1人で診察室に入って行った。

採血は問題ありませんと言われ

レントゲン画像が映し出され「小さくなって

いますね」と言われ、自分で画像を見ても

小さくなってるのが分かったと言っていた。

まだまだ大きな腫瘍。

だけど小さくなったと言われたら

凄く、凄く嬉しい。


怖い事もいっぱいで不安だらけな毎日。

だけど、滅茶苦茶しょうもない事で

2人で馬鹿みたいに大笑いする日も多い。


普通の当たり前な毎日がずっと続いて欲しい。