8月29日(土)横浜のフィリアホールで臼木あいさんのリサイタルを聴いてきました音譜



えーちゃんの“ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます”
彼女は本当に音楽に対して真摯で真剣に取り組まれる実力派!!

楽しみにして行ってまいりました。


プログラム


中田喜直

六つの子供の歌

うばぐるま/鳥/風の子供/たあんき ぽーんき

ねむの木/おやすみ


ブラームス

間奏曲Op.118-2(ピアノソロ)


ヴォルフ

「メーリケ歌曲集」より

四月の山黄蝶/子供と蜜蜂/飽くことを知らぬ愛

捨てられた女中/妖精の歌/春だ!


モーツァルト

歌劇「イドメネオ」より

「いつになったらおわるのでしょう?お父様、お兄様、さようなら」


歌劇「ツァイーデ」より

「安らかにお休み、愛しい方よ」

「けだもの!つめをひたすら磨ぎすまして」


ピエルネ

「カンツッオネッタ」クラリネット&ピアノ


マイアベーア

歌劇「ディノラ」より

「影の歌」


山田香

「スウィーツ選びは止まらない」

ソプラノ&クラリネット&ピアノ


あいさんの日本語の曲を聴くのは初めてだったが、日本語の歌詞が明晰で母国語なのですんなり入ってくる。


ヴォルフの歌曲も雄弁でピアノとともに凝縮されたドラマを展開してくれる。


「イドメネオ」「ツァイーデ」は十八番のモーツァルトだけあって最大の聴きものだった。


歌劇「ディノラ」より「影の歌」はドラマチックな歌声とコロラトゥーラが同時に要求される。

この歌声を聴いて、あいさんはいつか「椿姫」のヴィオレッタを歌うようになるんだろうなぁ~と思いました。


「スウィーツ選びは止まらない」はあいさんの委嘱作。

スウィーツが大好きな彼女らしく、デパ地下でお菓子に吸い寄せられる女心をユーモアに歌い、演じる。


今宵、最高の舞台だったドキドキ