2000年6月新国立劇場初演を観ているプロダクション。
あの時はジルダはアンドレア・ロストと天羽明恵さんだった。
私はこの時、その後、長らく「おっかけ」にならせて頂く天羽さんの歌唱そのものを聴いた初めての体験だった。
2回目再演は釜洞祐子さんが初めてジルダを演じた。これも絶品だった。コロラトゥーラソプラノなのにジルダが初役とはびっくり![]()
本プロダクションは、演出家、故・アルベルト・ファッシーニが伝統的手法でこの悲劇を見事に描いている名舞台。
いわゆるオーソドックスな舞台だけれど今時の予算が不足しているらしい新国立劇場では上演されない。3場の舞台転換、回転舞台。
保守的だけれど私はこの舞台がオペラらしくて好きだ![]()
リゴレット役には、06年東京のオペラの森において『オテロ』イアーゴ役で絶賛を博したらしいラード・アタネッリが08年6月『椿姫』ジェルモンに続いて登場。
ヴェルディバリトンらしい声で悲劇を熱演。
楽屋口でサインをする姿を奥様が丹念に撮影している姿が印象的。
「マントヴァ公爵に、近年急成長を遂げているシャルヴァ・ムケリア。」だそうだが、声は悪くないただヴェルディの声というよりむしろロッシーニ歌い的な歌唱。
ちょっといただけなかった。
指揮者は01年に『ドン・カルロ』で音楽を奏でたダニエレ・カッレガーリが再登場。リゴレットのテーマの「呪い」を明確にする感嘆する指揮だった。
今までのマッダレーナでは一番好きだった森山京子さんもパチリ



