アカデミー賞8部門を受賞した「アマデウス」や「フォロー・ミー」といった映画の原作者・脚本家としても知られる現代を代表する作家ピーター・シェーファーの問題作で以前から「観たい!」と思っていた「エクウス(馬) 」の「ステージシート」のチケットを今日買いました!!




ステージシートと名づけられているこの舞台上の座席には、観客だけでなく出演する俳優たちも座る。『エクウス』の全出演者は、上演中(自らが演じる時以外も)常に舞台上にいて、観客とともにスクエアの中で進行するシーンを見守るらしいのです。


「ステージシートに座る観客は、スクエアの内部で演じる俳優たちの姿を間近で感じつつ、この芝居の重要な一部を担うこととなるのである。」


・・・と説明があります~なんだか今からわくわくですニコニコ


ストーリーは・・・


ある日、精神科医マーティン・ダイサートは、家裁判事から「少年を1人引き受けてくれないか」と依頼されます。
少年の名はアラン・ストラング。
その少年が6頭の馬の目をつぶすという奇怪な事件を引き起こしたと言うのです。

翌日、ダイサートのもとに連れてこられた17歳の少年アラン。
彼はダイサートの質問にまったく答えようとせず、ただコマーシャルソングを歌い続け、拒絶するのでした。

アランの心理の深層を突き止めようと、執拗に、また時には突き放すように対峙するダイサート。
一方、アランの母親や父親、彼が働いていた厩舎の経営者からの話をつなぎ合わせ、アランを取り囲む状況が次第に明らかになってゆきます。
宗教に反対する父親、息子をただ溺愛する母親。
両親の間に根付く矛盾、彼らからの抑圧からアランの精神状態は不安定になっていたのです。

しかし、そもそもアランにとって馬は、幼い頃の経験から畏敬・信仰の対象であり、「神」にも等しい存在となっていたはず。
一体なぜ、その馬の目を突くような「異常な」行動に出たのか・・・?

事件の鍵を握っている年上の女性ジルとの出会い――。
少しずつ心を開きかけていたアランは、彼女に関することになると、とたんに質問を受け付けなくなります。
再び心を閉ざした彼は逆にダイサートへ厳しい質問を投げかけます。
これまでの診療を通して、アランはダイサートの急所をすでに見抜いていたのです。

ダイサートもまた、孤独な人間でした。

自身の問題に心の内奥では気づいていたものの、ダイサートは精神科医という立場上、それに直面することを避けてきました。
最後の戦いに臨む決心をしたダイサートは、アランの心の謎を1つ1つ解いてゆきます。

アランを苦悩から解き放つ過程で、ダイサートの心には大きな疑問が生じてゆきます。
少年の「異常」を治療し連れ戻そうとしている現代社会は、本当に「正常」な世界だろうか・・・?

事件の真相は・・・? 
それが明らかになったとき、ダイサートの胸に去来するものとはいったい・・・?


映画で「ハリー・ポッター」シリーズで主役を演じたダニエル・ラドクリフ もロンドンで今年の2月にこの「エクウス」のアランを演じて話題になったはずです。


かつて市村正親さんがアランを演じている時から観たいと思っていたこの作品にようやく出会えそうです(^O^)/