先日、キーロフオペラの来日公演、プロコティエフ歌劇「戦争と平和」が放送となった。この舞台の豪華なことと言ったらない。NYのメトロポリタンオペラとの共同制作だからこそこれだけ大掛かりで贅沢極まりない舞台が実現したのであろうが、現在、非常に元気のあるオペラハウスとなっている。

ここはワレリー・ゲルギエフが音楽監督になってから格段にそのレベルを上げたという。この日本公演もゲルギエフというカリスマが指揮をするというからチケットの売れ行きも良かったようだが、高額でとても手が出ない。

オペラのチケットはこれを観る者自身がリーズナブルと思えればそれでよい。
だが当然、「生もの」なので当日の出来不出来の保証はできない。

なので実のところ「当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦(はっけ)」の世界だが、生の舞台の緊張感を知ってしまうとその虜となってしまい、この大博打に出てしまう‥。
ウィーン国立歌劇場来日公演が10月にある。小澤征爾がここの音楽監督になってから初めての凱旋公演でもあるし、「ドン・ジョバンニ」役にはにはトーマス・ハンプソン、ドンナ・アンナ役にはエディタ・グルベローヴァ、ツェルリーナ役にアンゲリカ・キルヒシュラガーなどオペラ界の新旧大スターが登場する。チケットは非常に取りづらい状況だったが、電話とインターネットを両手同時に操作してどうにかチケットを1枚確保できた。D席35,000円也。ちなみに全公演・全席種即完売御礼の盛況ぶりだった。

これは「ウィーン国立歌劇場」というブランドに、小澤征爾という偉大なマエストロに、またハンプソンやグルベローヴァといった名歌手に希望を託していると言ってもよい。