昨日、サントリーホール大ホールまで「チェチーリア・バルトリ(Ms)&チョン・ミョンフン(P) デュオリサイタル」に行ってきました。


開演前に「チェチーリア・バルトリよりメッセージがあります。」とアナウンスがあり、「体調不良だけれど日本のファンのために今日は歌わせてもらいます。」とのことでした。

え゙っ、新潟から来てしかもチケット20,000円もしたのに・・・


…と正直思いました。
ところがどうしてどうして、どこが不調なんでしょう?
メゾの声の輝きといい、ダジリタの技巧といい天下一品!!これが不調だったら好調だったらもっと凄いの???

プログラム
モーツァルト「鳥よ、年ごとに」「喜びのときめきが」「わからないわ、どうしたの」
ベートーヴェン「旅立ち」「期待」
シューベルト「羊飼いの娘」「あなたはご存知のはず、まだどれほど私が」
ロッシーニ「私は苦しみと涙のために生まれ…もう火のそばで(歌劇『チェネレントラ』より)」
ヴィアルド「ハバネラ」「アイ・リュリ」
ドリーブ「カディスの娘」
ベッリーニ「ゆかしい月よ」「マリンコニア、やさしいニンフ」「喜ばせてあげてください」
ロッシーニ「見上げた洒落女」「チロルのみなしご」「亡命者」「踊り(ナポリのタランテラ)」
ミョンフンのピアノも良かったけれど、何と言ってもバルトリ!
『チェネレントラ』より“私は苦しみと涙のために生まれ…もう火のそばで”は感動でしたね。
彼女の歌声は緻密で正確、かつ楽しげにコロコロ転がり、飛び跳ねる。
この一曲だけでも聴きに行った価値はありました!

バルトリはおそらく鼻風邪なのでしょう。ピアノの上にハンカチを置いて曲の間に鼻を拭き拭き歌っていました!鼻を真っ赤にしたその笑顔のチャーミングなこと!!
高名なディーヴァとは思えぬ、気取りのない姿にみんな共感してましたよ♪