4月8日(土)午後7:30開演 すみだトリフォニーホールでリッカルド・ムーティ指揮のヴェルディ「レクイエム」を聴いてきました。

ソプラノソロ:バルバラ・フリットリ
メゾソプラノソロ:エカテリーナ・グバノワ
テノールソロ:ジュゼッペ・サッバティーニ
バス・バリトンソロ:インデブランド・ダルカンジェロ

昨年から始まった音楽祭「東京のオペラの森」の今年のテーマは『ヴェルディ』で帝王リッカルド・ムーティがこの指揮を振るというので最も注目を集めた公演です。

個人的にも長い合唱人生で1年以上かけて練習をやった思い入れの深い曲。この曲に関してはスコアの細かいところまで体が覚えています。(本番後も数年は曲を聴くとやたら体が反応してしまい腹筋、背筋が筋肉痛になってしまいましたっけ・・・。)

ムーティのスタイリッシュな指揮棒さばきに見とれ、合唱の美しさ迫力に幾度も涙が出るほど感動し(臼木あいさん、萩原潤さんなど一流のオペラ歌手が一合唱団員として参加されているのはほんと豪華)、豪華なソリストのアンサンブルの美しさにうっとりしたとても良い公演でした。

このスコアの細かいところまでわかっている分、ムーティの指揮にバスソロとオケがついてこれずにコケちゃったり、一人だけ楽譜を持たないフリットリにソプラノソロで空白の場面があったりと幾点か「瑕」も見つけましたがそれでも立派な公演でした。

特に合唱には感動しました!!
子音の処理の巧さはさすがプロだな~って思いましたし、ppもffも緩急自在で日本でこれほどのレヴェルのヴェルレクが歌えるのはプロの声楽家が集まった彼らならではでしょう。

サッバティーニは来日する度に上京しその歌声を聴いているの彼の好・不調もなんとなくわかるようになったのですが、今回は必ずしも万全ではなかったよう。
いつもの比類なき美しいppにいま一つ輝きがない。

ソリストで最も良かったのはバルバラ・フリットリですね。
最終曲「Libera me」はとりわけ圧巻でした!!
中音域の充実ぶり、ppの天使の声のような美しさ、間違いなく世界のトップレヴェルの実力派ソプラノですね。
その上美貌も兼ね備えているんだから天下無敵なソプラノ~夫君ナターレ・デ・カロリスとの楽屋でのアツアツぶりも微笑ましかったです♪