2回目の投与の日

ムードメーカーとしておしゃべりを続けていた78歳のマダムは

元小学校の教師。低学年を担当していたそうです。

 

 

 


まずは、当時の話が止まらない。

怪傑ゾロの格好をして子どもたちの前に現れると、みんながとても喜んでくれたという話や

まだまだ小さい子なのに大人を馬鹿にするような態度をしたので罰を与えた話とか

その話を聞いて、すかざずみんなが「今だったら、そんなことしたら問題になるね~」と合いの手を入れて

そんな話や会話が延々と続きます。

 

その間に、廊下を少し背の低いアフリカ系のドクターが通ったら

「私のタイプじゃないわ~」なんて、私に耳打ちするし

思わず「私も…」なんて返事をして、二人で大笑いして、ほんとにおかしかった照れ

 

それは人種差別だなんて言わないでくださいね。

アフリカ系の人たちにも魅力的な人はいっぱいいるし、ただタイプじゃないというだけの話ですから~ウインク

 

 

 

 

そのマダム・ゾロ(と呼ぶことにしましたw)は

この日、私と同じくタキソールのみの投与で

私と並んで、両手の指先を氷の入った黄色い容器に突っ込んでいる

という状況で1時間を過ごしたわけです。

その光景といったら

まるで罰を与えられた子どものように見えたんじゃないかな爆  笑

 

それから、果たして彼女は何のガンを患っているのだろうと話を聞くと

5年前に乳がんを患って、ちょうど5年経ったらひどい腹痛があって

検査をしたら卵巣がんが見つかったとのこと。

タキソールとあと2つ別の抗がん剤を受けているそうで

私と同じように全種類投与の日とタキソールの日があるプログラム。

 

乳がんを経験しているところも、タキソールを投与していることも共通してて

「私も10年前に乳がんを経験して、ちょうど10年目に子宮のガンが見つかってね」と

ついついおしゃべりをしてしまいます。

でも、"子宮癌肉腫"だというのは、ちょっと言いにくくて、言えなかった・・・ショボーン

 

 

マルバヒイラギ  クリスマスが近づいてくる~

 

最初の全種類の投与後は、彼女も3日間はものすごくしんどかったそうで

これまたつい「私も全く同じで、3日間大変でした。シャワーを浴びるのも休み休みで」

なんて、お互いにうんうんと頷きながら話が続いて

マダムは「私、78歳でもうすぐ80になるっていうのに、なんで今さらこんなに苦しまなきゃいけないの。もう抗がん剤止めようって、その時に思った。」というのです。

 

私も年齢は違うけれど、同じことを思ったので「私も!」といったら

「あなたはまだ若いから、ひとつの通過点になるだろうけれど

私はもう人生の終わりに向かってるからね・・・」とマダム。


それを聞いて、「あ~、この治療が人生のひとつの通過点だったらいいな」と

ふとしみじみ思ってしまいましたラブラブ

 

 

今日は、治療が始まってから初めて

2週間ぶりに、いつも散歩に行っている公園までゆっくりと歩いて行けました。

まだ長時間歩くのには不安があるけれど、少しずつ体力気力を復活させなくちゃ。

 

先週よりはずっと気分が楽で、お料理も少ししようかなという気になってきましたベル