昨日の午後、一週間ぶりに実家の母に電話をしました。
日本時間は、夜の10時半ごろ。
寝てるだろうな、と思いつつ母の声を待っていると、「もしもし...」と受話器の向こうからいつもの声が聞こえてきました。
「もしもし、お母さん。もしかして寝てた?」
「...。お母さんね、骨折っちゃったのよ」
「え、何で?」
大丈夫なのだろうかと思いながら、なぜに腕の骨が折れたのか、その経緯を母に聞きました。
「朝、〇〇(常連客)さんから、店に行くから開けてて欲しいと電話が来て、台風だったんだけど店に行って鍵を開けようとしてたら、突風が吹いてきて、傘が飛ばされそうになったと同時に自分も後ろの土手にひっくり返っちゃったのよ」
その拍子に変な腕のつき方をしたらしく、起き上がった時に腕がブランブランの状態になっていたそうです。
普通だったらその時点で腕が折れたと気付き、病院に駆け込むのが当たり前のような気がするのですが、そこは流石に我が母、折れたとも思わず痛みに耐えながら、神様に癒して下さるよう祈りつつ店をやっていたというではありませんか。
しかし、腕がブランブランになっているにも拘らず、腕が折れていると思わなっかという母に、私は思わず笑ってしまいました(笑っちゃいけないんですが)。
それから、二日ほどその状態で放って置いたとのことです。
私は、母に聞きました。
「よくも二日間も、痛いのに放っておいたよね」
そしたら母曰く、 「神様に、癒して下さるよう祈って祈って祈りまくったわよ」
案の定、二日後に腕が腫れてきたということで、兄にも薦められて病院に行ってみたところ、折れていると診断されたとのことです。
しかしながら不思議な事に、折れたと診断されたにも拘らず、病院で撮影した4枚のレントゲン写真には、折れているような痕跡が写って(見えて)いないとお医者さんに言われたそうです。
神様は、この二日間の間に、母の折れた骨を繋げておいて下さったようです。
でも、腫れて痛くて動かない訳ですから、折れていることは間違いないということで、ただいまその腕に石膏を巻いているとのことですが、「これが邪魔で、外そうとしてるんだけど、なかなか外れないんだって」とこんなことを言っておりました。
まー、何はともあれ、腕が折れただけで大事に至らずに済んだので、良かった事にしておきます。
Lord, thank you for protecting my mother!