一昨日の日曜日に、母と電話で話していて、実家で飼っていた秋田犬のハンナが亡くなった事を知らされました。
享年何歳だったんだろう?
10歳くらいだったのかな?
母の話では、亡くなる前日に食欲が無く、犬泣きし続けていたようです(苦しくて泣いていたのでしょう)。
しかし翌日、彼女はお腹一杯食べた後に、安心して息を引き取ったと言う事でした。
この寒さに、耐えられなかったのかもしれません。
その前に飼ってた犬も亡くなったのが、この時期でした。
母との電話中は、それ程悲しくもなく、ただ「そうか、逝ってしまったんだ」くらいにしか思わなかったのですが、昨日、ハンナをファミレス
の前で一緒に拾った友人に、この訃報を知らせるべく、手紙を書き出したところ、涙が出て止まらなくなってしまいました。
この手紙を、書きながらハンナがこの世を去ったことを実感したのです。
彼女は、2001年の3月(私がイギリスにボランティアで出発する1ヶ月くらい前)に、とあるファミレス
の前で寝そべっているところを、私達が拾ったのでした。
首輪も何もつけていなかったので、私達は捨て犬だと思い、その人懐っこい秋田犬を車に乗せて、家まで連れて来てしまいました。
当時、既に大きい体をしていましたが、何処となくまだあどけなさは残っていたと思います。
私自身、その後イギリスに来てしまい、拾っておきながら殆ど面倒が見れなかったので、少し心残りではあったのですが...。
とにかく、今は彼女が平安に眠ってくれている事を祈るばかりです。
シャーローム アレーヘム