何が抜けるかって、それは私の髪の毛です。
一日に100本は絶対に抜けているような気がします。
髪をとかせば、必ず抜けた髪がブラシに付いてくるし、掃除機をかけた後ごみを捨てる時に、大量の私の髪の毛がゴミに絡みついているのです。
髪がよく抜けるなーと気づいたのは、私が高校に入って髪を伸ばし始めてからです。
もともと太くて硬く、おまけに髪の毛の量も多いため、抜けてもあまり気になっていませんでした。それに、抜けてもちゃんと生えてきてくれて、中途半端な長さの髪の毛が、長い髪に混ざってつんつんと立っているのです。
ただ不思議な事に、この抜け続けていた髪が、ぴたりと抜けなくなった時期がありました。
それは二度目の妊娠中です。
長男よしよしがお腹にいた時は、それまでと同じように髪は抜けていたのですが、次男エリエリがお腹に入っていたときは違っていました。
髪が抜けづらくなったのです。私は内心「ヤッター」と喜びました。
髪をとかしても一本も抜けなくなったのです。
髪を洗っても、殆どといっていいほど抜けなくなったのです。
床にも、何時もだと落ちた私の黒い髪が目立っているのに、その期間だけは、私の髪も床の上で目立つ事はありませんでした。
長男ヨシヨシと次男エリエリの妊娠の時では、私の体の中で何かのホルモンが違う働きをしていたのでしょうか。
不思議です...。