昨日は私塾長 村山さんの日経セミナー でした。


内容は、

[2006年のヒットから読み・説く、2007年のヒットコード]


70年代から現代までの消費行動の移り変わりについて科学し、

ネット成熟期の現在以降の消費行動の源泉自体を解説する内容。


「今年はこれがイケる」って予想屋的な内容とは一線を画します。


内容の詳解は割愛しますが、


超ひとことでまとめると

マクロ的には「時代は繰り返す」

ミクロ的には「現代的なネットの秩序化がキー」


「時代は繰り返す」って点は、

僕の本業、不動産投資業界においてすでに始まっています。


セミナー内容を置き換えて考えてみたいと思います。


不動産バブルと呼ばれ始めたのはその兆候です。

但し、当時と違う秩序と新しい価値観に立脚しています。


そういう意味でも示唆的な内容でありました。


いま、現象として起こっているのは、

不動産価格の上昇と、一部地域で始まった新しい地上げの兆候。

そこだけ見たらまるっきりバブル期の再来ですね。

マクロ的には時代が繰り返しています。


ミクロ的には、

不動産投資業界にはまだネットによるイノベーションはありませんが、

バブル時代ともっとも違うのは、

金融と不動産がとても近くなったこと。


・金融のテクニックを使った投資効果の実現

・キャッシュフローと期待利回りからハジキ出される論理的な価格設定。

・投資環境の整備による、不動産投資資金の出し手の変化


特に、値上がり期待感だけで価格高騰したバブル期とは

その価格の根拠性がまるで違います。


いま不動産の価格があがっているのは、

長く続いた企業投資(人的、設備的)の抑制の反動からの

旺盛な投資意欲。

結果的にオフィス需要が非常に高まり、賃料の上昇圧力が高いです。


結果、生み出されるキャッシュフローが上昇、

加えて、不動産投資においての期待投資利回りの低下(価格は上昇)

この2つがあいまって、結果売買価格が高騰しています。


今後、不動産投資業界にもネットによる売買価格や賃料、物件ハード情報のDB、インデックスなどの整備がすごい勢いでされるでしょう。

(もうすでに一部では始まってますし、海外では不動産インデックスの整備などはあたりまえにあります)

ここからは僕の私見ですが、

今年から来年において、不動産投資商品へのお金の出し手の属性とオカネの還流の仕組みに大きな変化が起こると予測しています。


キーワードは、地域性と個人マネーだと考えていますが、その際、ネットによるイノベーションが極めて遅れているこの業界に、かつてないイノベーションが起こる可能性を感じています。

これに関しては、ご当地不動産ファンドの可能性 について、先日公表しました。