1/20(土)は、私塾長 村山さんを囲んでの「村山友の会」でした。

新刊「パワーコンセプトの技術」発刊記念を兼ね、

今後次々と新理論を発表していく講演シリーズの第一弾でもあります。


村山さんに繋がる100名以上の方々が発表される新しいマーケット理論を楽しみに新宿野村ビルに集まりました。

(内容はイノウエケイキ氏のブログ を参照。)


但し、この先の日経セミナー、SMBCセミナーすべてを聞いてようやく全容がわかるという仕掛け・・・


僕の友人で名古屋からはせ参じたK君は、

「うーむ、じゃあ27日の日経セミナーの時も上京するか~。。。」

と言っておりました。罪な人だ・・・。


学生広告代理店 (仮称)学報堂 就活相談編


さて、その村山友の会の後、学報堂を一緒に立ち上げる予定のK君の誘いで、

東京の学生達のイベントの会場へ移動。

就活支援団体を運営するN君達が、泊り込みで企業へのエントリーシートを完成させる合宿を行っているというのだ。


11時半の到着だったので、「もうみんな酒飲んで大騒ぎだろう」と思いきや

着いてみると、なんとアルコールは一切なし。


全員シラフで今後の方向性や自分達の今後について語り合うというのだ。。。


多少とまどいつつ自己紹介をし、「まあ、もしよければ相談にのりますよ」的な話をしたところ、

「僕、不動産デベロッパーに興味があるんですが」

「エントリーシートを書いてみてるんですけど、コメントもらえますか?」

「自己PRってどうしたらいいんですか?」

等々、みんなとっっっても真剣。


それぞれの話を聞くうち、対処療法的にエントリーシートの巧拙を語っても仕方がないかな、と思い、

一人ひとりの「なぜその企業や業界に行きたいのか?」を深く聞き進め、

気持ちの奥底にある、彼ら本人が言葉にできない、本質的な志望動機を言葉にする方法を話してあげることに注力した。


ここで、私塾での「3つのベネフィットより形成される意味を考える」手法がとても役に立った。


また、就活における自己PRの手法として、各自の体験(専門やバイト、サークルなど)に基づいて自己の知見を形(言葉)にしていくことを何人かの学生に対してやってみせた。



ある男子学生は、ピザーラで宅配のバイトをしていたそうである。

彼は「売上は?利益は?顧客数は?業界シェアは?」など、何を聞いても答えられなかったが、

深く聞き進むうち、


・彼の担当していた府中エリアでは競合が3,4店しかないこと(調べたら4店あった)

・他の宅配ピザより単価が高いこと

・リピート客が多く、ファミリー(特に子供のいる)がかなり多いこと。

・子供向けのおもちゃの景品を会社で用意していたこと

・彼が自分で食べてみてもピザーラのピザはとてもうまく、食事として充分であること

などが分かってきた。

これを、竹谷君のブログよろしく、ターゲティングの解析を一緒にやってみた。

すると、これまで一人暮らしの若年層が、友達でも遊びに来たときに

「外に食べに行くのもなんだから、ピザ“でも”頼もうか」

程度の消費態度だと考えていたものが、

子供のいるファミリー層が、家事手間の軽減のため「夕食」として宅配ピザを頼む姿が見えてきた。


しかも業界のリーダー(シェア35%)であるピザーラは、フォロワーのピザハット等よりも高単価の商品であるにも関わらず、オリラジのTVCM等で広く認知させる等の強者の戦略をとっていることが分かってきた。


また、ファミリーの食事として「味」は当たり前に一定水準以上でなければいけない。この点も当然クリアしつつもそれを売り物とせず、ファミリーの影のご意見番である「子供」に向けたオリラジのCMとなったのであろう。


これがそのバイトを通じて彼が潜在的に見ていた「社会」なのだ。


少しその手ほどきをしてやることで、彼は自分の見えていたものをはっきりと認知した。

あとは、その知見を彼自身の言葉で話し、見えた世界について「私見」を交えて語ればいい。


さらに、自分の体験を通して社会を認識しなおすことで、自らの将来についても自信を持って選択することが可能となってくるだろう。



気がつけば朝8時・・・。


これから学報堂で相手にしていく「大学生」たちは、かくも真剣な、熱い想いを持って自らの人生に向き合おうとしている子達なんだなあ、、、と、改めて考え直した一夜でした。


こちらが学生の行動特性の調査のつもりで行ったのに、すっかりこっちが一生懸命になっていました。

でも、まだまだ深く入り込まないと、本当の姿は見えてこないんだな、と、トコトン付き合う気になったのでした。







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