デーシーデース!



産後すぐ、メンタル的にかなりやられたことがあった話です。



前回までのブログで、帝王切開後の傷の痛みの中、朝から起こされ授乳教室に出ろ、

との指示があったわたし。



またしても、これは引き伸ばしてもしょうがないとのことで(ほんと?)、、



傷はまだズキズキと痛く、また立ち上がったら呼吸がしにくくなり、しゃべれなくなる状況でしたが…。



なんとか、個室の外に出ました。



当然のことながら、15分で行けるわけもなく。



30分くらいかかってやっと授乳教室の部屋にたどりつきました。






そこで私の目に飛び込んできたのは、




すごく穏やかに、ニコニコと授乳しているママたちでした。




授乳教室は集団で行うので、6人くらいの、ほぼ私と同じくらいの日に出産をしたママと赤ちゃんたちがいました。





みんな若くて、


きれいに整えていて、


なんならちょっとポイントメイクしているように見えたママもいました。





そこに、遅れて入ってきたボロボロのわたし。



出産して3日目でしたが、産んでからまだお風呂にも入っておらず。



頭はバサバサで、下手したら術後に吐いて首から髪の毛につたっていったカロリーメイトゼリーでパリパリになっていて。



それまで、見た目を気にする余裕なんか絶対なかったのです。



痛さと苦しさで体も表情も歪み、声もうまく出ない。




この差に、心底衝撃を受けました。





なぜ、このママたちは、こんなに幸せそうなの?



なぜ、同じ日に出産をしたママで、こうも違うんだろう?





この聖母マリア的な表情で幸せそうに赤ちゃんの授乳をする綺麗なママたちの中に放り込まれたぐちゃぐちゃの自分が、みじめでならなくて。




もう助産師さんの授乳指導の声は入ってきませんでした。



説明は右から左に流れていき、

でもなんとか授乳しなきゃと心がついていかない状態でやってみるものの、痛いし分からないし、うまくできるはずもなく。




赤ちゃんにもごめんね、こんなお母さんでごめんねって思ったら、悲しくて悲しくて。




私はメンタルが崩壊し、他の参加ママさんの前にも関わらず、涙を止めることができませんでした。



私を朝、部屋に起こしに来た助産師さんが驚いて飛んできて、なだめてくれました。


ここに来てくれただけですごいです、
と言ってくれて、個室まで連れて帰ってくれて、
結局個室で個別指導してもらいました。


なぜ泣いていたのか助産師さんに少しずつ話すことができ、
そのあと個別指導のもと授乳をし、赤ちゃんが少しだけ吸ってくれたことに救われました。



ちなみになんでこんな無理させられるかというと、つらいけど動けば動くほど体の回復が早くなるので、そのための機会でもあったみたいです。



全体的にスパルタや…



でも落ち着いたら、結果、無理してでも行ってよかったと思いました。




しかし…


移動式のポール(点滴とかぶら下げてるアレです)を体の真ん中の支えにして両手で震えながらつかまり、


ボサボサの頭でハアハア言いながら少しだけ顔を上げ、一歩づつゆっくり近づいてくるだけでホラーだっただろうに、


さらに泣き出すとは、居合わせたママさんたちは相当怖かったでしょう笑





申し訳ないです笑






石出は思う!!



産後の20代の元気なキラキラママと、

アラフォー激ダメージママ、

混ぜるな危険!!





でも入院中は、じゃんじゃんワガママになっていいと思います!



大人だけど人前で泣いたっていいんです!




なぜなら、心も体も普通の状態じゃないから。



不安定になっても当たり前なんです!




じゃんじゃん助産師さんに感情ぶつけて、聞いてもらいましょう!



その体制が整っているのが産院だと思います!






これが私のメンタル崩壊体験でした!







カロリーメイトゼリーゲロだけはなんとかしたかったデーシーデシタ!