デーシーデース!!



帝王切開での出産後、傷の痛みで死にそうになった私でしたが。



そのあと、


メンタル的にかなりやられた出来事がありました。




それは…



 




命からがら立ち上がり、リカバリールームから入院の個室に移りました。



ここからはなんとかリクライニングする電動ベッドでリモコンを駆使し、1人で生活するしかなくなりました。



一度立てたとはいえ、傷の痛みの勢いは治まるところを知らず、ズキズキと衝撃の辛さで迫って来つづけました。



しかしそのあとにも午後にまたトイレに立つ練習。



ダメージでぐちゃぐちゃになりながら、極力トイレに行かないように水もあまりとらないようにした始末。




もう残りHP2の石出、就寝前にまた試練を言い渡されました。




助産師さん

「明日、朝から母乳指導教室があるんですが。」



「無理です」



即答する石出。



ろくに寝てないし半端じゃなく痛いしこんな状態で個室の外に出て行けるわけないよ。

部屋に移っただけで命懸けだよ。



体のダメージがキツすぎてまだ母乳教室無理です、と訴えました。



すると助産師さんが、「では、午後から個室での指導にしますか?」と神プランを提案してくれたので、もちろんそれでお願いします、と言って、怒涛の2日目を終えました。



痛みと戦いながらも体が限界を迎えて気絶するように就寝。




次の日。



9時45分。



薄い意識の中で、今日は午後の個室での母乳指導まで何もないんだっけ。と思い出していました。



朝方尿意は感じていましたが、傷が痛く立ち上がるのに30分くらいかかってしまうのでトイレに行くことを引き伸ばしていました。



このまま、可能な限り動かずに少しでも寝て回復しよう…と目を閉じた瞬間。



失礼しまーす!

と、昨日と違う助産師さんが元気に入ってきました。



え、なんだろ…と思ったら、衝撃の一言。



「あと15分後に始まる母乳教室に出てください」



えっ!?



私「いや、あの、傷のダメージが強すぎるので、午後から個室での指導というプランにしてもらったんですが…」



助産師さん

「そんなものありません」





な、なにっ!?



「い、いや、今日はもう勘弁してもらえないでしょうか…」と弱気な懇願をするわたし。



助産師さん

「引き伸ばしてもしょうがないんですよ!とにかくあと15分で始まるので、何とか出てきて下の階に降りてきてください、では!」



と言って嵐のように去りました。




そ、そんな…




個室内にあるトイレに行くだけでまだまだまだまだまだ痛くて果てしなく遠く感じているのに、2階に降りてこいだと…!?




どうなる石出…!?





まだメンタル的にやられた出来事というのはこの時のことではありません!




次回へ続きます!





全世界がどわーーーっと遠のいていく感覚を覚えたデーシーデシタ!!