TOEFL | ★ECCジュニア豊中駅前教室/玉井町教室/本町3丁目教室(大阪)の合同ブログ★  「将来使える英語を学ぼう」

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こんにちは。ECCジュニア豊中駅前・本町3丁目教室講師のAnnie、玉井町教室講師のMollyです。日々のレッスンの様子や、英語の学習法について語っていきます。よろしくお願いします。

TOEFL

今日はTOEFLを受けてきました。4時間半の戦いを終え、おひとり様ランチ
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TOEFLは総合的な本当の英語力を計るうえで、他のどの英語資格よりも優れていると思います。
ではTOEFLってどうやって受験するの?という皆さまにシュミレーションをお届けします。

まずはオンラインで申し込みます。
試験日と試験会場をチェックしたら、必要事項を記入していきます。
ただし、全て英語ですので、このことからしても、ある程度の英語力がないと、申し込み時点で断念ということにもなりかねません。
テストの受験料は国によって違いますが、我々は230USドルを支払います。
2万円軽く超えるテストなのです。
そしてIDにはパスポートを使用します。(名前がローマ字表記されたものでないといけないからです。)
運転免許証等も可能なようですが、ほぼ受験者は全員パスポートです。

申込が完了すると、当日、パスポートと、申込完了のプリントアウトしたものを携帯して、朝9時半までに会場へ着いておきます。
10時からテスト開始とあります。
待合室で当日のテストに関する誓約書を書かされるのですが、もちろん日本語などありません。
その上、なぜか印刷された5行程度の英文を筆記体で書けと要求。(もしくは崩した字で)
ポケットの中身をすべて出し、時計もはずします。
そのあと、金属探知機で前後チェックされます。
空港のセキュリティーチェックのようです。
そしてサイトAと書かれたところで本当にチェックイン待ちします。
そこではひとりずつ、自分の名前を言って、パスポートを提示、ID確認のあと、顔写真を撮られます。
これはパソコン上にも表示されます。
ふつうのテーブルの上にパソコンが並べてあり、画面がとなりに見えないよう、小さなパーテーションがあるだけです。

そして係員の人に最初の設定をしてもらってから、各自テスト開始です。
来た順番で開始していくので、みんなやっている箇所はバラバラになります。
画面には残り時間が表示され、あとは指示に従って操作していきます。
もちろんすべて英語なので、過去問やっておけばだいたいやり方の説明を読まなくても飛ばしていけます。

まずはリーディングセクションを80分。
GTECなどと違い、前の問題に戻ることも可能です。

そしてそのあと、リスニングセクションを90分。
メモ用紙を渡され、そこに書いてもいいのですが、持ち出しは禁止されます。

リスニングが終わると10分の休憩がありますが、何かを食べたりする暇もあまりなく、みなさんトイレ休憩や飲みものを飲んだりしています。
もちろん出るときも入る時も金属探知機とパスポートのチェックがあります。

そしてスピーキングセクションが20分。
もちろん、ヘッドセットをしていても、周りから声が聞こえるので、集中力を保つのが大変です。
そして、もちろん自分のしゃべっている内容も周りに丸聞こえなので、かなり勇気が必要です。

そのあと、ライティングセクションが55分。
大学の講義の内容を要約します。
トピックについて答えます。
ただキー配列が米標準となっているので、コロンやアポストロフィーの位置が違ったりして、少々打ち間違えてしまいますが、対応表が置いてあるので問題ありません。

全部で約4時間半のテストです。
早く書き終えたりして、短縮することも可能ですので早く終わる人もいます。

TOEFLは主に教育機関や団体、会社で利用されますから、4か所まで、結果を直接機関に送ることが可能です。
ただですね、やはり英検やTOEICと比べると格段にレベルが高いです。
受験されている方もほぼふだんから英語を使っている人たちです。
もちろん留学に利用するために受けている高校生などもいるかとは思いますが、ほぼみなさん、帰国子女とか、再就職用に受けられている方ばかりのように感じました。

受けた感想ですが、TOEICが800点以下では、TOEFLは辛い試験となりそうです。
950点以上の人が120点満点中100点超えられるくらいだと思いました。
だから高校生がiBTを受けるのは少々大変です。
日本の高校生が受けているのは、ほとんどがITPと呼ばれる、TOEFLがまだPBT(ペーパーベース)だったころの過去問を用いたテストですので、そちらの受験の機会があればぜひ受けてもらえばいいと思います。
ITPはiBTのようにパソコンが要らない上に、スピーキングもありませんので、高校生はこちらの方が安心して受験できるかと思います。
もちろん、果敢にiBTに挑戦する気持ちがあれば、受験してもいいかもしれませんが、覚悟が必要です