暗誦はやりたい | ECCジュニア住吉町教室(新潟県上越市)

ECCジュニア住吉町教室(新潟県上越市)

2歳から中学生の英語教室の様子をつづります

ブログをご覧いただきありがとうございます。
新潟県上越市のECCジュニア住吉町教室です。

新型コロナウィルスの感染防止のため
政府の要請に応じ、上越市内の公立小中学校等も
3月4日から春休みまで休校となります。
また、全国のECCジュニアでも本部の方針が示され、
わたしのところにも担当者から、電話連絡がありました。

これから、わたしも自教室の今後の方針を決定し、
補講か、3月分授業料の返金か、
保護者様にご意向を伺う予定です。
新潟県内も、本日新型コロナウィルス陽性の感染者がでました。
今後の感染者の状況により、計画通りにならないかもですが。


全国のホームティーチャーの皆さんがそうだと思いますが、
苦渋の決断でした。
 

今回、3学期のレッスンで行う暗誦発表とレッスン参観は中止、
小学生クラス合同の修了式も中止にしました。
せっかくの、保護者様に上達の様子を見ていただく機会でした。

修了式では、PF(小学生低学年)クラスで
自己紹介スピーチをしてもらうことにしていました。
 



カタカナやひらがなで読み仮名を書いて、
懸命に覚えていた1、2年生のコースブックです。
本当に、がんばっていましいた。

24文のスピーチをすべて暗記することは、
この歳の子どもにとって、並大抵のことではないです。
本当に大変です。
おうちの方も、練習に付き合っていただき、

本当に大変だと思います。

さらに、ほかの生徒さんや、保護者さんが見ている
人前で発表するのは、いつもと違い、
緊張は段違いだと思います。
せっかく覚えたことも、
緊張で頭が真っ白になるかもしれません。

でも、その困難や緊張感にひるまず、
一つ一つ暗記し、
何度も何度も繰り返し練習する地味な努力は、
本当に今後の英語の基礎になっていきます。
日本語とは違う英語の語順に慣れるには、
特に、この年齢のころの子どもにとっては、
理屈でなく、暗記暗誦が有効です。

この「これだけやった」と思えることを、
ひとつでも多く積み重ねて、
人前で発表することで、
「できた」「やればできる」の経験ができるチャンスです。

たとえ、頭が真っ白になって、
うまく発表できなかったとしても、
次は、もっと練習しなくてはいけないんだ、と
知ることも大事な経験です。

人前での暗誦のため、事前に準備することは
大変骨の折れることですが、
それだけに大変、意味があり、価値があると信じています。
おうちの方を巻き込んで、一緒にがんばることで、
さらなる達成感も期待できます。


それだけに、
それだけに、
今回のレッスン参観と暗誦発表、スピーチ発表は
どうにかしてできないかなぁ…と
思案中です。

お休みの間も、練習してもらうにはどうしたらいいかなぁ…

 

この中止がなければ、
練習して力をつけただろう小学1年生たちは、
これで、「暗誦しなくなて、よかった」で終わっては
せっかく1年間レッスンで頑張ったのに、

何の成果もなくなってしまうのでは…
と、講師としてかなりの焦りがあります。

これまでの11か月でスピーチを完成させられなかった
講師の力不足ではあるのですが…

みんなの前で発表するよ、と決めて、
それに向けて、練習するからこそ
本領発揮してくれるだろうに。


そんなことを、悶々と、いろいろと考えて、
これからの補講計画をどうしたらいいのか、
まだ、頭の中で練っている途中です。

みんなが1年間、これだけやったぞ!と感じて
来年度、自信を持って進級してほしいな~