マウンティングって言葉がちょい前から流行ってる。
ドラマ「ファーストクラス」の中で、
女同士が自分より優れてるか劣っているかを無意識のうちに比較することとして、
山の高さ比べに例えた言葉だ。
コイツは自分よりへぼい。
この人には負けたくない。
器のt小さい人のやるくだらない意識である。
通常マウンティングというと女同士の嫉妬の話だが、
男同士でもやる人はやる。
男同士の嫉妬というと余計に醜いことだが、
しかし時には仕事や人間関係など、
強い立場を主張したい場面があるかもしれない。
そういうとき、
毎回毎回やるとうっとおしいが、
ここぞというときにとっておけば役立つ方法がある。
それは、握手だ。
取引先と交渉を決めるとき、
初対面で自分の印象を相手に植え付けたいとき。
そういうときは相手と握手をしよう。
ポイントは2つ。
一つ目は必ず、自分から先に手をさし出し、握手を求めに行く。
先に手をさしのべた人のほうが立場が上な感じがする。
ようは主体的な方と受け身な方という構図から、
上下関係のようなものを印象づけることができる。
二つ目のポイントは、お互いが手を取り合ったら、
必ず相手の目をしっかり見て、ギュっと強めに堅く握手する。
いわゆるガッチリ握手。
それで相手に、この人はなんかすごそう、という印象を与えることができる。
こういうテクニックはまさにハッタリだが、
意外とバカにできないのである。
女にモテルテクニックばかり研究せずに、
もうすこし幅をひろげて、
人間そのものとのコミュニケーションについて考えるととてもおもしろいと思う。