四谷シモンさんの人形に会うために坂出の静かな商店街を主人と歩きました。
昔歩いた高円寺あたりの情景や、唐十郎の紅テントの公演を思い出して、少しスタルジックな感傷に浸りました。
鎌田醤油さんの別宅である洋館に展示をされているのですが、こんな静かな場所にシモンさんの人形館を造るなんて、なんて酔狂な人なのでしょう。きっと、昔の山の手線沿線の情景を愛した人なのでしょうね。
洋館に入ると、かわいらしい桜色の椅子が鎮座しています。
“とても美しい椅子ですね。どちらの作品なのですか”とたずねると、“桜製作所
の椅子ですよ”と受付の女性の方が教えてくださいました。
それから、“人形がびっくりするといけないので、必ず扉はノックしてから開けるように、写真は大丈夫ですよ”と、説明を受けてから、室内へ案内されました。
“コンコン”とノックをして、
押入れの扉を開くと・・・、ギリシャ神話のイカロスのような羽を付けた男が・・・。
二階の大広間には、
夜になると動きだしそうな、さまざまないでたちの人形達に迎えられます。
ドレスをまとっている貴婦人、アンティークレースのランジェリー姿の娼婦、はだかの男・・・。
シモンさんの人形ってとてもエロティック。
視線を合わすと、少し、ぞくっとします。魂をとられそう・・・。
お手洗いのドアを開けると、肋骨をあらわにした人体が・・・。
とてもオーセンティックな空間でカフェオレとほうじ茶をいただきました。
この場所のためにオーダーされたのでしょうか。トレイとカップの組み合わせはとてもセンスがいいですね。
向かいの席には、若いカップルが・・・。多分大学生だと思いますがとても陶酔した様子。へぇ、今の大学生でも好きな人がいるんですね。演劇が好きな方なのでしょうか?
シモンさんの危ういエロティシズムは若者が憧れる普遍的なテーマでもありますから若い時期に観ておくのがよいと思います。
意外と坂出には面白い場所がたくさんあります。デートコースだと、坂出人口土地
→わびさびイタリアン
→四谷シモン人形館の順番で巡るがおすすめです。
◆ 四谷シモン人形館 淡翁荘 のHPはこちら
です。
住所: 〒762-0044 香川県坂出市本町1-6-35 TEL: 0877-45-1111 FAX: 0877-45-5303
開設: 2004年7月6日
開館: 火・木・土 10:00~16:00 入館料: 500円
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