教育ママってわけじゃなくてー
近頃、珍しくまじめに考えていることがある。それは、べべの日本語教育について。心配だ。てか、まみぞーのレクチャーのみでは不可能だ。
日本国籍も持つ、れっきとした日本人なんだから、ネイティブ級に読む・書く・話す子になってほしい。もちろんべべの将来のためでもあるが(英語や中国語と違ってあんまりキャリアになるとは思えないけど、例えば、とても日本に興味のある子に育って、日本で一人暮らししたいとなった時、新聞や雑誌を普通に読めるくらいの日本語力がないと侘びしいじゃん。)、まみぞーのためでもある。今までいつも、家族・親類のフランス語会話の中で孤立してきた。ずいぶんマシになったけど、まだ全然的確な表現とスピードをもって伝えきれない。えーっと。。。と考えている間にもう話題は変わってしまう。家族の中に、完璧に日本語を操れる人がいてほしい。そしてもれなく通訳してほしい。
それから、まみぞーの日本の家族のためでも。孫や甥と、外国語教育仕立ての日本語でうわずみ液みたいなコミュニケーションしかできないなんてことになったら、切なすぎる。離れている分だけ、コトバでつながりたいだろうに。
そういう、諸々の祈りがあって、学校について検索してみた。日本人学校は料金が高くて無理。日本語選択のある学校が数校あったが、ほぼ中等部以降の選択科目だ。そんなのんびりしていられない。が1校だけ、サン・ジェルマン・アン・レイというところに、公立だけどインターナショナルセクションのある学校があった。通常の授業分はフランス語で、無料。しかし、週6時間の各国セクション授業だけは私立運営なので、その分を負担しないといけない。まあ、そのくらいは。。。しかし、そのサン・ジェルマンという立地が問題だ。今の家からは到底通えない。「引っ越す?」と猫をなでるように言ってみると、「あんなブルジョワなとこに越せるかよ!!!!」とビックリマーク200個くらいの勢いで反論された。しょぼーん。
親戚とよくそんなことを話していると、「家でできるだけ日本語使うようにして、読み書きなんて大学入ってから日本語専攻にすればいいじゃん。」と言われる。旦那ちゃんさえ、その意見派だった。ハーフだってだけで、完璧バイリンガルになると思っている人がいっぱいいる。しかしだねえ、フランス語話者が、イタリア語やスペイン語を習得するようにはいかないのだ。ラテン語族に限らず、ゲルマン語族さえ、同じアルファベットなだけまだ楽だ。まあ、話すのは問題ないだろう。でも、読み書きとなると俄然ハードルが高くなる。自分のことを思い出したって、超生っ粋日本人で、どっぷり日本で生まれ育ってだね、そう簡単に日本語習得できただろうか。いーや、ボクたち、かなりお勉強しましたよ!漢字、標準的日本人は約2500字覚えてるらしい。子供の柔らかい脳みそをもってしたって、それには10年以上かかったんじゃなかろうか。漢字テストの繰り返しで、みんなやっと覚えたはずだ。それに、大学の語学専攻は勧めません!!(←自己の反省から)役に立たん!!もっと手に職系の専攻にすべき!
という慣れない熱弁の末、今日サン・ジェルマンの学校の視察に行ってみた。まみぞーは検索時点から絶対ココ!と決めていたのだが、あまり乗り気じゃなかった旦那ちゃんも一目惚れしたようだった。(←闊歩するブロンド軍団にね。チーム「スウェーデン」&「デンマーク」と思われます。)幼稚部から高等部までが一斉に収容されるキャンパスは、豊かな緑とお城に抱かれ、「インターナショナル」な生徒たちが芝生で語らっていた。公立だから、そんな立派な校舎ではないが、フランスのそれにしては珍しく落書きなどほとんどなく、清潔感がある。べべの将来の彼女のことを想像した。母校を訪れるっていうのは、デートのひとつの定番じゃなあい?ここに連れてこられたら、彼女もトロリじゃないれすかー?もちろん、私立のゴージャスな学校には叶わないよ、でも、こう、控えめに光ってると思う!ブロンドガールズに大興奮の旦那ちゃんを「犯罪ですよ、おっさん。」と刺すと、旦那ちゃんも、べべの彼女のことを考えての興奮だと釈明した。ココなら恋愛経験抱負な頼もしい息子になってくれそうだ!という視点らしい。
「よし!ここに通わせるぞ!ここに引っ越すぞ!」と帰りの車内で旦那ちゃんが宣誓した。「いや、それは言い過ぎた。ここの通学可能圏内に、越すぞ。」やっぱり。。。サン・ジェルマンは無理っすよね(><)彼のベルサイユ宮殿も有するイヴリン県は、パリの西郊外だが、西はクラスなだけあって、どーにもこーにも高いのだ。東のセーヌ・エ・マルヌ県はユーロディズニー周辺のみが高価で、その他の地域は比較的安い。しかし、日本人コミュニティは、オペラ界隈とか、ブローニュとか、ここサン・ジェルマンなど高価なところばかりに縄場っているから、悩ましい。その分、治安がいいのだろうが。幼稚部とは言わずとも、字を習い始める初等部からは通わせたい。あと、6年。ケチケチ生活でできる限り貯金していこう、と決めました!