デビュー40周年のBON JOVIが、約4年ぶりとなる16枚目のニューアルバム『Forever』をリリース!


BON JOVI - Forever

ボン・ジョヴィ - フォーエバー


BON JOVIの16作目の最新アルバム『Forever』を超速レビュー!


アメリカはニュージャージー州出身の、米国を代表するハードロックバンドBON JOVIですが、デビュー40周年は凄いですよね。ギターのリッチー・サンボラはいないけど、いってみよう。


トラックリスト

  1. Legendary
  2. We Made It Look Easy
  3. Living Proof
  4. Waves
  5. Seeds
  6. Kiss The Bride
  7. The People's House
  8. Walls of Jerico
  9. I Wrote You A Song
  10. Living in Paradise
  11. My First Guitar
  12. Hollow Man


取り敢えず現行のBON JOVIのラインナップ。

  • Jon Bon Jovi(ジョン・ボン・ジョヴィ) - ボーカル
  • David Bryan(デヴィッド・ブライアン) - キーボード
  • Tico Torres(ティコ・トーレス) - ドラムス・パーカッション
  • Hugh McDonald(ヒュー・マクドナルド) - ベース
  • Phil X(フィル・X) - ギター
ということでね、正式な発表はないですけど、リッチー・サンボラは2014年から既に参加してなくて、フィル・Xがサポートから正式メンバーに昇格しています。(ついでみたいにヒュー・マクドナルドも)
そんな感じなんですけれども…

兎に角感想/レビューいってみよう!

1曲目、先行シングルであるLegendary



爽やかで普遍的なロックナンバーといった感じですね。元々がハードロックバンドとは言ってもハードロックといった感じはあまりなく、シンプルに聴きやすい良曲。


3曲目、Living Proofもアルバム先行シングル。



こちらはハードすぎないけどハードロックに寄った楽曲だと思います。ギターリフでトーキングモジュレーターを使用していますが、流石にこれはリッチー・サンボラを彷彿させますね。ワンチャン、リッチー弾いてないかな?とか期待もしますが、リッチー程のインパクトには欠けるかな。サビのメロディはかなりいい。とは言え、『Living On A Player』や『It My Life』のような往年の名曲の爆発力や派手さはありません。

この後、4曲目Waves、5曲目Seedsと良曲が続き、アルバムラストの12曲目、Hollow Man。



ボブ・ディランかな?って感じのフォークロック。素朴な感じの良曲である。


ということで総評

決して悪いわけではない、寧ろ良いんだけれど、もはや往年のBON JOVIを期待してはいけない。ロックソングにしろバラードにしろ、メロディが良い小粒な良曲を揃えた聴きやすいことが特徴のアルバムといった印象。ベテランの味わい深さ。うーん。これはエスプレッソ。

ということで、まだ2回ほどしか通して聴いてないけれど、レビュー書いてて、なんやこの文章。薄っぺらいな。どないしよ?って感じである。

どないしよも何も、これが素直な感想なんですけども。聴けば聴くほど味が出る硬派なスルメみたいなアルバムかもしれない。

ジョンの声帯萎縮症の手術の影響はどうですかね。張り上げるような歌い方の曲はなかったように思うからなんとも言えないけれど、回復してるといいですね。


強いてあげる『Forever』中のお勧めの曲

1.Legendary、3.Living Proof、4.Waves、5.Seeds