ドブネズミみたいに、美しくなりたい。
写真には写らn…
写ってる!
ジムで筋トレしてたら肩がパンプアップしすぎてTシャツはち切れました。どうもケンシロウです←違
トレーニング前だし肩とか言いながら背中のラットプルダウンマシーンに座ってるし、もうメチャクチャ。
良い感じに身体ズタボロス!ウロボロス!ケルベロス!ディアボロス!
ボロス!←はい?
なんだか知らねーが、なんだか兎に角すごい勢いだ。謎にそういうテンションである。
会場温まったところで(?)
日本のお茶の間でも大人気(?)元MEGADETHの凄腕バカテクギタリスト、マーティ・フリードマンの最新アルバム『ドラマ - 軌跡』のレビュー!
Marty Friedman - DRAMA
マーティ・フリードマン - ドラマ - 軌跡
ということで、元MEGADETH、或いはジェイソン・ベッカーとのCacophonyで有名なギタリスト、マーティ・フリードマンですが、最新アルバム『ドラマ - 軌跡』、ほぼギターインストアルバムといった感じですが…
めちゃくちゃよかった!
これはマーティ、新たなギターインストの名盤を世に放ってもうたんやなかろうかと。
基本的にはオリエンタルなスケールも使い熟し、日本の演歌なども熟知しているヘヴィメタルギタリストであるという認識だと思いますけど、このアルバムはメタラーじゃなくても余裕で聴けるというか、メタラーにとってはもしかしたら物足りないのかもしれない。
駄菓子菓子!
ギターが歌っているよ。泣いているよ。
トラックリスト
- Illumination
- Song for an Etrnal Child
- Triumph
- Thrill City
- Deep End
- Dead of Winter
- Mirage
- A Player
- Acapella
- Tearful Confession
- Icicle
- 2 Rebeldes(Spanish Vocal)
なんじゃいこのドラマティックな展開!クラシック音楽の展開に通ずるものがある!(ネオクラシカル的という意味ではなく。)
このTriumphとか、もはや盟友のジェイソン・ベッカーが憑依していやがる!
ジェイソン・ベッカーが長らくALS(Amyotrophic Lateral Scierosis:筋萎縮性側索硬化症)により闘病生活を送っており、あまりある天賦の才能がありながら大好きなギターを弾けない現状を顧みると、更に泣けるものがある。
この2曲の他にも、どちらかというとテクニックというよりは(バカテクだけど)、しっとりとメロディを聴かせること、ギターを鳴らす、歌わせるということに特化した素晴らしいアルバムだと思いました。ギターキッズ必聴もん。特に日本のギタリストは昨今本当に上手に弾くギタリストってのは多いけれど、悲しいかな、個性やそれこそカリスマ性や歌心に特化したギタリストというのは本当に稀有な例だと思うので、こういうの聴いて、ギタリストとは何ぞや?と自問自答してみるのもありなんじゃないかと思います。
ジェイソン・ベッカー憑依型と言えばこれ。
オマケ。
ジェイソン・ベッカーの2ndアルバム『Perspective』に収録された『End of the Beginning』という楽曲だけれど、ALSの病魔に冒されたジェイソン・ベッカーが書き下ろした楽曲を、やはりバカテクギタリスト(と言ってもブルースやカントリーロックなどが中心)のマイケル・リー・ファーキンスがギターを弾いた曲だけれど、こちらもジェイソン・ベッカーが憑依したようなギターの鳴らし方、そして美しいスウィープである。
ジェイソン・ベッカー憑依型とは言ってもジェイソン・ベッカーが分からない方のためにこちら。ジェイソン・ベッカーが齢若干17歳にして、対位法までマスターして作り上げたアルバム『Perpetual Burn』(パーペチュアル・バーン)から2曲。
Altitudes
なんなんでしょうか。この美しすぎるスウィープにギターの泣かせ方。とてもじゃないけど17歳とは思えない。
Air
こちらではクリーントーンでのバカテクに加えて主にクラシックの手法であるバッハ的な対位法を駆使。
この対位法は音楽理論としてマスターして意図的に使っているのだろうか?元祖ネオクラシカルギタリストであるイングヴェイ・マルムスティーンは勿論、悪魔に魂を売ったと謳われるヴァイオリニスト、パガニーニの『24のカプリース』を弾いたりしているので、勿論クラシックには精通しているだろうけれど、単に天才的な発想から生まれたもののような気もする。