歌詞“絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶことができたなら”で有名な曲は?

って通知がSmartNewsから流れてきました。

神は私に綴れと言っているのかい?綴れ織かい?言葉のタペストリーかい?


神はオレ自身、私自神だがな!←何様てオレ様だよ


ってことで、ちょっと見出しとか付けてみましたけれども。


絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶことができたなら。

言葉では伝えることがどうしてもできなかった愛しさの意味を知る。(優しさの意味を知る。)


“出会うのが遅すぎたね”と泣き出した夜もある。

二人の遠回りさえ一片(ひとひら)の人生。

傷つけたあなたに今告げよう。


誰よりも愛してるとぉぉぉぉぉぉ!(絶唱)


SmartNewsは私を舐めているらしい。

GLAYファンやぞと。当時はもはやGLAYマニアやぞと。

絶え間なくくらいで分かります。分かります以前にそれしか出てきません。なんならイントロのピアノ2音くらいで分かります。そう。


GLAY『HOWEVER』



いつ聴いても名曲である。時代を超越している。TAKUROさんは売れる曲を作ろうと思って、当時物凄く売れた安室ちゃんの『Can you celebrate?』からヒントを得て『HOWEVER』書いたらしいですけどね。そう言われると、短いイントロがあって、サビから入ってああしてこうしてって構成が殆ど一緒っていうね。


はい。Howeverとは、しかしながらとかそのような意味ですが、しかしながら何やねんと。

これはですね、勿論作詞/作曲者であるTAKUROさん本人になるか聞くかしないと分からないですけど、当時のTAKUROさんの私生活や気持ちをある程度慮って、当時の『Together』、『BE WITH YOU』、『Winter,again』辺りの歌詞を紐解いていくと、なんとなく見えてくるものがあると思います。

人生においては、○○だけれど、しかしながら**みたいなことというのは、往々にしてあると思うんですね。『HOWEVER』をはじめとしたGLAYのこの頃の楽曲で言えば、それはTAKUROさんの恋愛における実体験でしょう。

例えば、愛しているけれど、しかしながら、今は共にいることができないだとか、別れたり離れたりしなければならないだとか。

しかしながら、少なからぬ女々しさを赤裸々に晒しつつも、単なる失恋ソングに終始しないのがこの頃のTAKUROさんの良さだとも思う。


“あなたを幸せにしたい。胸に宿る未来図を。

悲しみの涙に濡らさぬよ様、紡ぎ合い生きてる”(HOWEVER)


“さえぎるもののない、あなたに続く道の上、今愛を束ねて、そして、あなたの愛になりたいと思うよ”(BE WITH YOU)


妄想でも希望でも願望でも、独り善がりかもしれなくても、共に生きる未来図を描いているのが、この頃のTAKUROさんの詩の特徴だと思います。




昨晩、親父から電話があった。夢に私が出てきたらしく、気になって掛けてきて下さったんだそうな。
父親とはもう10何年も会っていないと思います。疎遠というより、ほぼ一方的に絶縁してたから。
母親が亡くなった時に連絡があり、最後に顔だけでもと…と言われたけれど、長男で喪主であった私は断固として拒絶した。冷酷だ、鬼だと言われようが、その時はその判断が正しいと思った。
母は父と結婚して以降、大変な苦労を重ねた挙句、漸く4人兄妹が成長して手が離れ、離婚してこれからって時に病を患った。
母の人生は何だったんだろうかと思うと、どうしても父が赦せなかった。
娘、或いは妹に先立たれた祖母や伯母にも会わせたくなかった。母が亡くなる半年前に祖父も亡くしている。
しかし、母の死後、時間を経ると同時に私の考え方も少しずつ変わっていった。
母の人生とは何だったのだろうか?というところから自分自身を見つめてみた時、私自身は何なのだろうかと。私はどうして存在しているのか。
そこには、母の選択の結果、存在している私がいた。だからこそ、父を赦さないということは、母を赦さないということ、更には自分自身の存在を否定することになってしまうんじゃないかと。
そんな折、半年前、私の40歳の誕生日に父から久々の連絡があった。
正直困惑したけれど、そこには態度が軟化した自分がいた。
父にすまなかっと言われ、いえいえこちらこそ。もいいからと言っていた自分。
赦すことで、私自身もそうだが、それまで只管恨み憎み、無視し続けていた父の気持ちを省み慮ることができたのかもしれない。結局は想像にしかすぎないけれど、父は父で苦しんでいたのだろうと思う。
だからこそ私は父に対する怨嗟の呪縛から解放されると同時に、赦すことで、父を私の怨嗟から解放できたらなと思った。赦しこそが贖罪になるのではなかろうかと。

何を言ってるのか分からないかもしれないが…

私も何を言っているのか分からない。←

けどそんな感じである。今は父がそれなりにやってる声を聞くと、少し安心する自分がいる。
お互い歳もとった。知らんけど父も多分65歳くらいなのではなかろうか。
絶縁を決め込んだ時に、兄妹たちに「親父のことで何があろうがオレには一切言うてくるな。」と言い放って兄妹をドン引きさせた私だけれど、今は死ぬ前に、元気なうちに会っとかないとなって思ったりもする。

そんな感じで全ての愛する人たちに向けて、GLAYの隠れた名曲『pure soul』
隠れてんのか?いーや隠れてないやろ。知らんけど。



“今いる自分を支えてくれた人、この歌が聴こえてるだろうか?”