サンキューオカン!と言うことで、世のお母様方、Happy Mother's day!毎日ご苦労様です。皆さん、偶にはお母さんに感謝したり労ったり、母親孝行してみましょうね。してみましたでしょうか?切実に、できるうちが華でございますからね。

お母さん、産んで育ててくれてありがとさん。息子は元気です。


私は最初お母さんって呼んでいたはずが、いつからかオカンになり、バアバになり、最終的にお母ちゃんになっていました。なんで呼称がお最終的に母ちゃんになっていたのかは、自分でもよくわかりませんが、そう呼びたかったんでしょう。


そんな母ももういません。


いきなり暗いよと。ごめんなさい。ごめんなさいけど、ウチのお母ちゃんは、写真立ての中で8年前から変わらぬ優しい笑顔を浮かべています。

私はどちらかと言わなくても母親っ子だったので、何かしてもらったことというか、それこそ寵愛とも呼べるような愛情を注いでもらったと思っていますが、私は母に何かしてあげられたでしょうか。

よく思うことがあります。私は長男ですけど、ある意味子供らしくいてあげられなくて、換言すれば、母親らしくいさせてあげることができなかったかもしれません。だからごめんねって思います。

私は中学を出て働き出しており、高校受験も受けたことがないのですが、母が病に伏したベッドの上で、「○○(私)は本当は高校行きたかったんじゃないかな?って思うことがあるんよ。ごめんね。」って言われたことがあります。


ごめんねじゃねーよ。


それはそれで自分で下した決断だから、アナタが謝るようなことじゃないんだよ。逆にごめんねとか思わせてごめんねだよ。と。そんな会話をした記憶もあります。寧ろありがとうと。


ある時MRI検査をした直後、母は夢を見ていたらしい。大きな木があって、母が育てたらしく、大きくなったなぁって木を仰ぎ見てたんだそうな。そして思ったんだそうな。空が見えないよ?って。まぁいっかって木陰で寝てたとか言うてる母に、夢だけれど、木切ればよかったのにとか言ってたら、折角自分で育てた木なのになんで切るんよ。とか言うてましたね。そりゃそうだ。木、切らんといてくれてあげてありがとうお母ちゃん。


湿っぽい。※私は元来湿っぽくなろうと思えばどこまでも湿っぽくなれます。湿地帯の沼くらい湿っぽくなれる。(沼の湿っぽさ知らないけど。)そういう人間だ←


ってことで母親孝行、母親に限らず親孝行、できるうちにしときましょうね。そんな諺も沢山ありますね。


親孝行、したい時分に親はなし

いつまでもあると思うな親と金

親孝行と火の用心は灰にならぬ前

and more…(and moreかどうかは知らない←)


そんな風に我が母を想う母の日ですが…


誰がマザコンやねん。しばくぞ。←


マザコンでもなんでもいいんですが、生憎の雨でいやがる。こんな夜はこれである。



メチャメチャ湿っぽい名パワーバラード。思いっきり北欧の息吹を感じます。歌詞もはっきり言うてめちゃめちゃ湿っぽい。


I keep your memory in my heart

You give me hope when everything is so dark

That thing nobody can take away

Forever in me

4000 Rainy Nights

4000 Nights I'd be with you

4000 Rainy Nights with you


基本的には凡そ10年間の雨の夜、あなたと共に居たいっていう物凄くシンプルな歌詞だけれど、全体のメッセージ性としてはX JAPANの『Tears』と似たような歌詞だと思います。


映画『バビロン』を観ました。『セッション』、『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイアなどが出演している、ハリウッドのサイレントからトーキーの過渡期においての個々人の栄枯盛衰、盛者必衰を描いた映画でございます。3時間超!アバンタイトルだけで30分くらいあったんじゃなかろうか。

そしてそのアバンで繰り広げられる欲望に塗れた(象の○○にも塗れた)魑魅魍魎が跳梁跋扈する狂乱騒乱の乱痴気パーティー。カオスすぎて子供は観ちゃダメなやつ。(ボカシありでR15指定です。)

映画好きというか、ある程度の映画マニアみたいな人たちにとっては、ニヤリとするようなオマージュなども沢山ありましたね。


ほんでトビー・マグマワイア怖いわ!


興収的にはコロナやアメリカの記録的な大寒波の影響などで、大変なことになったらしいこの映画ですが、観る人は確実に選ぶと思われます。だいぶ過激ですからね。

さて、タイトルの『バビロン』なんですけれども、バビロンてあれですね。目には目を、歯には歯をでお馴染みハンムラビ法典で知られるバビロニアのことです。目には目を、歯には歯をって聖書にも登場するっていうか、そもそもバビロンが聖書に登場しますけどね。

忌むべき欲望の象徴として。←

神に近づこうとして神が怒って鉄槌かましたバベルの塔もバビロンのことです。(諸説あり)

つまりそのバビロンの繁栄と衰退、或いは没落を、ハリウッドのサイレント〜トーキー過渡期における個々人の盛者必衰物語とかけて撮られてるのがこの映画であり、それを分かっているか否かで映画の見方が多分だいぶ変わると思うお。そもそも100年以上に及ぶ映画史を知っているか否かで見方全然変わるんですけどね。面白いか否かもその辺の知識によって変わってきてしまう作品故に、評価は確実に分かれて当たり前であり、面白いかどうかは人による。(当たり前)


だいぶ槍投げ。違う。投げやり。3時間超の映画観た後でお母ちゃん偲んでたら疲れちゃった。

お花に水あげて読書でもしよう。(お花とか家にないよう!)


今読んでる本は綾辻行人のAnother。Mを取ったら他人です。違う。それMother。おやした。(投げっぱなしジャーマンスープレックス。)