シェービングジェルだかクリームだかが切れたから1週間くらい前に買ってきたんだけれど、買ってきただけで剃ってないから茫漠と髭が生い茂っております。でも多分茫漠と生い茂るほど生い茂ってません。(どないやねん)
髭剃るのもめんどくさくてね。とかコンビニの店長に言うてたら、ダメよ!めっ!て叱られました。(そんな叱られ方はしていない。)
そんな叱り方してください←
TKこと小室哲哉氏が率いたTM NETWORKと、NOKKOを擁した女性ボーカルロックバンドREBECCAのデビューが同じ日だったそうで、先にレベッカの方が売れていったんだそうな。
そら売れるわ。
売れたからいい曲なんじゃなくて、いい曲だから売れたを地で行ってる典型的な曲だと思う。私なんかは完全に後追い世代ですけど、名曲がすぎる。そらYUKIも憧れる。
キーボードの旋律からボーカルメロディに至るまで始終儚さと切なさが漂っておる。NOKKOの歌声は勿論いいけれど、作曲したキーボードの土橋安騎夫さんは天才ですかと。そらTKも嫉妬する。
当時まだGet Wildが世に出る前でそんなに売れてなかったTKは、銀座のレコードショップにレベッカのレコードが平置きされてるのを呆然と見つめて嫉妬したんだそうな。そして宇多田ヒカルの登場と共に己の時代の終焉を予感し、引退をも考えさせられたり。
小室哲哉氏、色々問題もあるけれど、基本的には多分凄く繊細なのよねこの人。
そんな小室哲哉の書く曲が、私は物凄く好きなんですけどね。
でもTM NETWORKは別に好きじゃない←
GLAYでギターに目覚めるまでは、殆どずっと小室ファミリーばっか聴いてたし、TKに憧れてまでいました。そうだ楽器屋行ってシンセサイザーだかキーボード見てみよう!って楽器屋行って絶望した記憶。高いよと。
家建つんちゃうかと。(建たない)
中学2年の頃だったと思うけど、登校拒否児気味だった私は、布団の中でなんだかビクビクしたり焦燥感に駆られながらずっとglobeの2ndアルバム『Faces Places』を聴いておりましたな。カセットウォークマンでね。
碇シンジくんですかと。
今でも『Faces Places』は名盤だと思ってるし聴きますけれども。
オルタナに寄せたその退廃的であったり背徳的であったりする世界観やサウンドが、当時の私の心にグサグサ刺さってたんでしょうな。例えば当時、NIRVANAの『NEVER MIND』とか聴いていたら、その時点で私はグランジ/オルタナに傾倒していたのかもしれない。
そんなことより『Faces Places』は名盤だと思うけど、曲の方の『Faces Places』も名曲だと思う。
思うというか名曲である!(断言)
まず、最初のコード進行、C→G→C→G→Bm→F#m→Bm→F#mって、これがもう変態的に天才のそれ。鍵盤じゃなくてギターで作ってたら計算無しでそうなったて、ギターで作っててもそうならないよ!
その前に音楽理論的なこと抜いてこの曲は凄い。
アルバムで冒頭のインスト『overdose』からの『DEGENERATE』〜『Faces Places』って聴くと、歌詞の流れに一貫性があってより面白いし素晴らしい。(中学生の時には『DEGENERATE』の英詞とか意味不明なままマークの真似事やってましたけどもね。)
アルバム『Faces Places』から『a temporally girl』と『a picture on my mind』の良さを理解できたらTK検定5級を差し上げます。←
この辺の時代のglobeで言えば、これと『Wanderin' Destiny』と『Perfume of Love』は断固として名曲。
ってことで、嫉妬する必要なんてないと思うんだけどなぁ。つっても嫉妬とか当たり前の感情だし仕方ないか。自分の嫉妬心を認めてあげないより多分よっぽど健全。数字でシビアに外からも内からも評定される世界に生きてたら、尚更そういうことに敏感になるのかもしれない。知らんけど。