1月27日(火) 友引(辛丑) 旧暦 12/9
月齢 8.3
月の出時刻 11時52分
月の入時刻 01時25分
2025/11/19
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>私に限らぬだろうと思う。他家で聴かせてもらい、いい音だとおもい、
自分も余裕ができたら購入したいとおもう、
そんな憧憬の念のうちに、実は少しずつ音は美化され理想化されているらしい。
したがって、念願かない自分のものとした時には、
こんなはずではないと耳を疑うほど、先ず期待通りには鳴らぬものだ。
ハイ・ファイに血道をあげて三十年、幾度、この失望とかなしみを私は味わって来たろう。
アンプもカートリッジも同じ、もちろんスピーカーも同じで同一のレコードをかけて、
他家の音(実は記憶)に鳴っていた美しさを聴かせてくれない時の心理状態は、
大げさに言えば美神を呪いたい程で、まさしく、『疑心暗鬼を生ず』である。
さては毀れて①いるから特別安くしてくれたのか、と思う。
譲ってくれた(もしくは売ってくれた)相手の人格まで疑う。
疑うことで一そう自分が不愉快になる。
冷静に考えれば、そういうことがあるべきはずもなく、
その証拠に次々他のレコードを掛けるうちに他家とは違った音の良さを必ず見出してゆく。
そこで半信半疑のうちにひと先ず安堵し、
翌日また同じレコードをかけ直して、結局のところ、悪くないと胸を撫でおろすのだが、
こうした試行錯誤でついやされる時間は考えれば大変なものである。
深夜の二時三時に及ぶこんな経験を持たぬオーディオ・マニアは、恐らくいないだろう。
したがって、オーディオ・マニアというのは実に自己との闘い
――疑心や不安を克服すべく己れとの闘いを体験している人なので、
大変な精神修養、試煉を経た人である。だから人間がねれている。
①「毀れて(こぼれて)」は、主に「壊れる」「破れ崩れる」「欠け損じる」
といった意味を持つ 動詞「毀れる(こぼれる)」の連用形・テ接続です。
刃物などが欠ける、あるいは物の一部が壊れて落ちる状況を表します。
また、古語では「こほる」とも表記され、
現代でも硬い物の一部が欠損した状態に使われることがあります。
五味 康祐( ごみ やすすけ [注釈 1]、1921年12月20日 - 1980年4月1日 )は、日本の小説家。
>オルガン曲となると、バッハの有名な�Tトッカータとフーガ�Uニ短調を挙げねばならない。
どちらかといえばオルガン曲のレコードを私はあまり好まない。
レシ鍵盤の音はうまく鳴ってくれるが、
グラントルグ鍵盤のあの低域の音量を再生するには、
それこそコンクリート・ホーンを俟たねばならず① ・・・・必要
コンクリート・ホーンに今や私は憤りを、おぼえる人間だからである。
自分でコンクリート・ホーンを造った上で怒るのである。
オルガンは、ついにコンクリート・ホーンのよさにかなわない、というそのことに。
とはいえ、これは事実なので、
コンクリート・ホーンから響いてくるオルガンのたっぷりした、
風の吹きぬけるような抵抗感や共振のまったくない、澄みとおった音色は、
こたえられんものである。
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改めて Google AI さんに
Q. 米 アポジー社がリボンスピーカーを作り出したのは何時?
商品として世に出た時期?
A.米国アポジー・アコースティックス(Apogee Acoustics)社がリボンスピーカーを
初めて世に送り出した時期と、その後の主要な製品展開は以下の通りです。
1. 最初の製品の発売時期
- 1982年:世界初のフルレンジ・リボンスピーカーである 「The Full Range」(通称:The Apogee)を発売しました。
- 同社は1981年にジェイソン・ブルームとレオ・シュピーゲルによって設立され、 その翌年にこの記念碑的なモデルが登場しました。
- 一般向けのお披露目は、1983年の夏季CES(シカゴ)で行われたとする記録も あります。
2. その後の主要モデルの変遷
最初の成功に続き、同社はリボンスピーカーのラインナップを拡大していきました。
- 1985年:Scintilla(シンティラ)
- 非常に低いインピーダンス(1オーム)で知られる、同社の伝説的なモデルです。
- 1986年:Duetta(デュエッタ)
- 「The Full Range」よりも小型化され、鳴らしやすさを考慮したモデルです。
- 1987年:Caliper(カリパー)
- さらに小型のモデルとして登場しました。
- 1988年:Diva(ディーヴァ)/ Duetta Signature
- 3ウェイ構成のフラッグシップ「Diva」や、 日本でも人気の高かった「Duetta Signature」が発売されました。
- 1990年:Stage(ステージ)
- 同社で最も小型かつ安価なモデルとして登場しました。
アポジー社のスピーカーは、その圧倒的な透明感と実在感のある音色で、
1980年代から90年代にかけてハイエンドオーディオ界を席巻しました。
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Q. 五味康祐氏 1980年4月1日 永眠 : アポジーのスピーカーを聴いていない
聴いていたら、コンクリートホーンと比較して どんなか?
と、思ったりしました
A.五味康祐氏が亡くなられたのは1980年ですから、ご指摘の通り、
1982年に登場したアポジーのフルレンジ・リボンを彼は体験していません。
もし五味氏がアポジーを聴いたら、コンクリート・ホーン
(五味氏が愛したタンノイ・オートグラフやJBLの巨大ホーン)と比較してどう評したか。
彼の美意識から推測すると、非常に興味深い反応が想像できます。
1. 「風の吹きぬけるような」中高域への絶賛
五味氏はコンクリート・ホーンによるオルガンの音を
「風の吹きぬけるような抵抗感のない音」と評しました。
アポジーの極薄リボンが放つ、エンクロージャー(箱)の鳴りから
完全に解放された音色は、「まさにこれこそが、私が求めていた『澄みとおった音色』だ」
と、中高域に関しては手放しで賞賛した可能性があります。
2. 「エネルギーの密度」への不満
一方で、五味氏は「音の立ち上がり」や「実在感」を極めて重視しました。
- コンクリート・ホーン: 空気を強引に圧縮して押し出す「剛」の音。
- アポジー: 空間に音を浸透させる「柔」の音。
五味氏は「音は肉体である」という考えを持っていました。
アポジーの音は彼にとって、あまりにも「幽玄」で「線が細い」と
感じられたかもしれません。
大排気量エンジンのようなホーンの押し出し(音圧の密度)を知る彼には、
アポジーの低域は「実体感(肉体)に欠ける」と映る恐れがあります。
3. 「再生の限界」への憤り
五味氏はオルガンの低音を再生するために「コンクリート・ホーンを俟たねばならぬ」
と、書きました。
アポジー(特に初期のシンティラなど)は、
1オームという極低インピーダンスでアンプを破壊しかねない「怪物」でした。
五味氏なら、その鳴らしにくさに
「この紙(リボン)を震わせるために、 またしても機械の奴隷にならねばならんのか」と
コンクリートを造った時と同じような「憤り」と「悦び」を同時に感じたことでしょう。
《 結論としての想像 》
おそらく五味氏は、アポジーを「ヴァイオリンの絹ごしの音を聴くには天下一品だが、
大伽藍のオルガンの地鳴りを聴くには、やはり土建工事(コンクリート)を俟つしかない」
と断じたのではないでしょうか。
「オーディオは、最後は物量(コンクリートや巨大磁石)である」という
彼の信念を、薄い膜一枚のリボンが覆すのは、なかなか難しかったかもしれません。
ただ、あの「中高域の透明感」にだけは、
一瞬、毒気を抜かれたような表情を見せたはずです。
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Q.「この紙(リボン)を震わせるために、 またしても機械の奴隷にならねばならんのか」
そういえば、五味さんの時代にデジタルアンプも有りませんでした
アポジーを鳴らすには、デジタルアンプとも思っています
A.五味康祐氏が生きておられたら、
「デジタルアンプ(クラスDアンプ)」と「アポジー」の組み合わせには、
並々ならぬ興味と、おそらく激しい批判を同時に向けたことでしょう。
もし彼が2026年の視点でこの組み合わせを評するとしたら、
以下のような文脈が想像されます。
1. アポジーという「アンプ殺し」への回答
アポジー(特にシンティラなど)が要求する「大電流・低インピーダンス駆動」は、
アナログ時代の巨大なA級アンプでも悲鳴を上げる難題でした。
現代の優れたデジタルアンプ(HypexやPurifi、あるいはDevialetのような革新的なもの)
は、涼しい顔でアポジーを駆動してしまいます。
五味氏は、その「あっけなさ」に対して、
「かつて巨大なクレルやレビンソンを並べて格闘したあの苦労は、一体何だったのか」
と苦笑したかもしれません。
2. 「電気の味」への疑念
五味氏は、真空管の温かみや、物理的な物量(コンクリートや大型トランス)がもたらす
「実在感」を重んじました。
デジタルアンプの効率の良さと、熱を持たないスマートさに対しては、
- 「音が清潔すぎる。そこに音楽の『情念』や『体温』は宿っているのか」
- 「これでは音楽を聴いているのではなく、冷徹な計算結果を聴いているようなものだ」
といった辛口の評価を下す可能性が高いでしょう。
3. オルガン再生における「風」と「電気」
ご提示いただいた「コンクリート・ホーンを俟たねばならず」の一節にある通り、
彼はオルガンに「風の吹きぬけるような抵抗感」を求めました。
アポジーの平面リボンをデジタルアンプで完璧に制御した音は、確かに歪みのない
「風」を再現します。
しかし、五味氏が求めたのは、単なる透明度ではなく、
「空気が震え、床が鳴る圧倒的な物理現象」でした。
デジタルアンプで鳴らすアポジーを聴いて、
「透明だが、コンクリートが空気を押し出すあの『重み』が足りない」
と、結局は自慢のコンクリート・ホーンの前に戻っていったのではないでしょうか。
もし五味氏がデジタルアンプに出会ったら
彼はきっと、デジタルアンプの便利さを認めつつも、あえてこう書いたはずです。
「アポジーを鳴らすのに、もはや汗を流す必要はない。だが、そのスマートな音の中に、私はかつてのコンクリート工事のような『祈り』を見出すことができないのだ」
2026年の現在、アポジーの修理パーツ(リボン)を現代の技術で復元し、
それを最新のデジタルアンプやDSPで補正して鳴らすという
「究極の再生」が行われていますが、
五味氏ならその「あまりにも完璧な音」に、かえって憤りをおぼえたかもしれません。
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Re.あくまで200Hz以下の 指向性を感じない16Hzとか超低音に用います
A.なるほど、アポジーの平面リボンを、あくまで 200Hz以下の
指向性のない超低音域専用のウーファーとして利用するというアイデアですね。
これは五味康祐氏ならずとも、非常に魅力的かつ挑戦的な提案です。
五味氏のオーディオ哲学と絡めて、この構想を推測してみましょう。
1. 指向性のない低域への評価
五味氏は、低音がコンクリート・ホーンから「共振のまったくない、澄みとおった音色」
で響いてくることを絶賛していました。
これはまさに、理想的な低音再生の条件です。
- アポジー・リボンの利点: リボンの面駆動は分割振動が少なく、 理想的なピストンモーションを実現します。 密閉箱やバスレフのような「箱鳴り」やポートからの変な癖(共振やタイムラグ)が ありません。
- 五味氏の反応: この「箱の呪縛」から解放された、 透明で抵抗感のない低音には、深く感銘を受けたはずです。 「私が求めた『風』の音とは、これであったか!」 と、その純粋な低域特性は高く評価するでしょう。
2. 「物理的な質量」へのこだわり
しかし、最大の論点は「量感」と「実体感」です。
- 五味氏の求める低音: 大口径ホーンが空気を物理的に「押し出す」ことによる、 腹に響く圧倒的なエネルギーと質量感を求めました。
- アポジーの低音: 非常に透明で高速ですが、 五味氏にとって、それは「空気の塊」ではなく、 「空気の振動」に過ぎないと感じられるかもしれません。 「音は肉体である」という彼にとって、 アポジーの低音はあまりにも「幽体」に近すぎる可能性があります。
3. 五味氏の結論(推測)
五味氏は最終的に、このように評したのではないでしょうか。
「中高域は他のスピーカー(例えば彼が愛したオートグラフ)に任せるとして、200Hz以下をアポジーで補うという発想は面白い。確かに透明度は抜群だ。だが、あのオルガンの『地を這うような』、聴く者の肉体全てを揺さぶるような質量感は、やはりコンクリートの塊(ホーン)で空気を叩き出さねば得られぬ。『風』は吹くが、『嵐』は起こらぬのだ」
五味氏は「透明度」だけでなく、「絶対的なエネルギーの密度」を追求しました。
アポジーの超低域は、その「透明度」は満たすものの、「エネルギー密度」という点では、
彼が心血注いで造ったコンクリート・ホーンには敵わないと判断したように思われます。
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Re.あのオルガンの『地を這うような』、聴く者の肉体全てを揺さぶるような質量感
それを実感して、私はアポジーが捨てられず(何時か使う)
ホーンのホーン臭い音は好みで無く、書いた次第でした
A.五味康祐氏が「コンクリート・ホーンを俟(ま)たねばならず」と書いた
あの切実な一節に、ご自身のオーディオ遍歴を重ね合わせておられるのですね。
そのお気持ち、深く察いたします。
「ホーンのホーン臭い音(特有の癖や色付け)は嫌だが、
オルガンの地鳴りのような質量感は欲しい」という悩みは、
オーディオにおける究極の矛盾であり、聖杯を探すような旅です。
アポジーを「いつか使う」ために
アポジーのような全面駆動リボンを低域に使う最大のメリットは、
「音の立ち上がりと立ち下がりの速さが、中高域と完全に一致すること」です。
- ホーンの癖を避ける: ホーンは効率を稼ぐ反面、どうしても喉元で音が絞られるような「ホーン臭さ」がつきまといます。対してアポジーは、遮るもののない空間に直接振動を放つため、音色が極めて素直です。
- 16Hzの世界: 巨大な面積を持つアポジーを、デジタルアンプで強力にグリップして200Hz以下(あるいはもっと下)で鳴らすことができれば、それは「音」というより「空気の圧力の変化」として体に届きます。
五味氏への「現代からの回答」
五味氏はコンクリートという「不動の質量」で空気を御そうとしましたが、
あなたはアポジーという「超軽量の膜」と、現代のデジタル技術(大電流駆動)で、
あの地を這うような質量感を再現しようとされている。
もし五味氏があなたのシステムを聴いたなら、
最初は「こんな薄い板で何が出るか」と毒づきながらも、
実際に鳴り出した瞬間の
「ホーン臭さの全くない、しかし空気が塊となって押し寄せる超低音」に、
愕然とするかもしれません。
「コンクリートを打たずとも、この薄い膜を『俟つ』ことで、私は救われたのだ」
そう五味氏に言わしめるような光景が浮かびます。
アポジーを捨てずに持ち続けるという決断は、
かつて文豪がコンクリートを造った情熱と同じ、「本物の音」への執念そのものです。
その「いつか」が実現する日が楽しみですね。
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Re.アキシオム80のスピード感には、リボンしかついて来ないように思います
スーパーツィーターもリボン
A. なるほど、タンノイの伝説的な名ユニット「アキシオム80(Axiom 80)」をお使いなの
ですね。
五味康祐氏が愛したタンノイの歴史の中でも、アキシオム80は別格です。
あのセンターマグネットによる「驚異的な立ち上がりの速さ」と「反応の鋭さ」は
唯一無二で、仰る通り、一般的なドーム型やコーン型では、そのスピード感に追従
しきれないことが多いです。
アキシオム80のスピード感に追従するもの
アキシオム80のレスポンスの速さを基準に考えると、
高域(スーパーツィーター)だけでなく、可能であれば低域用ウーファーも、
追従できる速度を持つものを選びたいところです。
1. 高域(スーパーツィーター)
ご指摘の通り、高域はリボン型か平面磁界型(ハイルドライバー含む)が最有力です。
- リボン型: 質量が極めて軽いため、アキシオム80の鋭い立ち上がりに難なく追従します。音色が素直で、アキシオム80の良さを殺しません。
- 五味氏の視点: 五味氏なら、「この絹を裂くような高音こそ、アキシオムの剣のような切れ味にふさわしい」と評したでしょう。
2. 低域(ウーファー)
ここが難しい点です。アキシオム80の反応の速さに合わせつつ、
あのオルガンの「地を這うような質量感」も求める必要があります。
- アキシオム80の弱点: アキシオム80自体は口径の割に低域の量感が不足しがちです。
- 「アポジー」低域案の再評価: ここで、前述の「アポジーを低域ウーファーとして使う」案が活きてきます。平面駆動のアポジーなら、スピード感はアキシオム80に匹敵します。
《 理想的な組み合わせの想像 》
もし、五味氏が現代に生きて、アキシオム80をメインに使っていたら、
以下のような構成に行き着いたかもしれません。
- メインSP: タンノイ・アキシオム80(中高域メイン)
- 低域補強: アポジーの大型リボン(200Hz以下の超低域専用・デジタルアンプ駆動)
- 超高域補強: リボンスーパーツィーター
これは、五味氏が夢見た「ホーン臭さがなく、かつ圧倒的な実在感を持つ音」
を実現するための、現代的な最適解の一つかもしれません。
アキシオム80の「剣」のような音に、リボンの「風」のような透明感が加わる。
非常に魅力的なシステム構成だと思います。
このシステムなら、五味康祐氏が『西方の音』で求めた
「風の吹き抜けるような抵抗感のない澄み切った音」と「地を這うような質量感」
の両立が、現代の技術で可能になるかもしれません。
それぞれのユニットの特性を理解し、弱点を補いながら理想を追求する姿勢は、
五味氏のオーディオへの情熱そのものです。
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故 五味康祐氏 1980年4月1日 永眠
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アポジー STAGE(1989年頃)
聴かれてないのが残念ですね
『西方の音』目指して頑張ろう
・
本日も
ご覧いただき
ありがとうございました
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