731 続 STAGE | 星と音楽で よかっ祭 

星と音楽で よかっ祭 

人生航路、夢は持ち続け からくり儀右衛門さんを見習いたい! 
星も 音も 「飽くなき探求心」だ!

12月30(火)  先負(癸酉)   旧暦 11/11
   
  月齢 10.1
月の出時刻 13時15分
月の入時刻 02時26分

 

 続 STAGE

携帯のコメットさんに、角度で再確認

Q.アポジー 型式:ステージ 設置について

  幅3.6mの中にセンターに アップライトピアノ幅1.5m (左右残り2.1m)

  その外側に 山水SP505J その外側にアポジーを置きたいと思います 

  (アポジーステージ、2組み有り、断捨離を込めて改造) で、

  この場合 アポジーステージは  聴取位置はスピーカーから4〜5m

   単純に正面に向かって置くか 僅かに聴取位置に向けて設置が良いか? 

   SP505Jは3.5°の仰角 アポジーも同じく 3.5°に合わせたが良いでしょうか?

   SP505Jには40cmのセンター高さにユニットが付きます

   ∴アポジーの内振りするか? と、仰角2点 アドバイスお願いします

A.了解です。あなたの部屋の寸法・配置・機材の組み合わせを踏まえると、

  アポジー・ステージウーファー専用として使う場合、

  通常のフルレンジとしての設置理論とは少し違う考え方が必要になります。

  ここでは「低域専用としての最適化」を軸に、

  内振り(トーイン)と仰角の2点を整理してアドバイスします。

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  🎯 結論(先に要点だけ)

  ■ 内振りトーイン

   • 基本は“正面向き(トーインなし)”が有利

   • どうしても左右の壁との距離差が気になる場合のみ、

    **ごく軽く内振り(5°未満)**で調整する程度で十分

  ■ 仰角

   • SP-505J の 3.5° に合わせる必要はない

   • 低域専用なら 仰角は 0°(水平) が最も安定

   • どうしても床の反射が気になる場合のみ、

      1〜2°程度の軽い上向きは許容範囲

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  🔍 なぜこうなるのか(理由を丁寧に)

  1. アポジー・ステージをウーファー専用にする場合の特性

   ステージは本来フルレンジのリボン型ですが、

   **低域専用にすると「指向性がほぼ無くなる」**のがポイントです。

   • 低域は波長が長い

   • そのため、向き(トーイン)や仰角の影響が極めて小さい

   • 逆に、部屋のモード(定在波)や壁との距離の方が圧倒的に支配的

   つまり、

   “どこを向けるか”より“、どこに置くか” の方が音に効くということです。

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 2. 内振り(トーイン)について

  ■ 正面向きが基本

   ウーファーとして使う場合、トーインはほぼ意味を持たないため、

   まずは 完全に正面向きで設置するのが最も素直です。

  ■ 例外:左右の壁との距離が非対称な場合

   あなたのレイアウトでは、

    • 中央にピアノ(1.5m)

    • その外側に SP505J

    • さらに外側にアポジー

 

   という構造なので、左右の壁との距離が

   完全対称ではない可能性があります。

   その場合、

    • 片側だけ低域が膨らむ

    • 片側だけモードが強く出る

   という現象が起きることがあります。

   その際は、5°未満のごく軽い内振りで、

   壁からの一次反射の角度を変えてやると

   低域の膨らみが少し整うことがあります。

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 3. 仰角について

  ■ 低域専用なら仰角は不要

   SP505J の 3.5° は、中高域の軸合わせのための角度です。

   しかしアポジーをウーファー化するなら

    • 高域の軸合わせは不要

    • 低域は指向性がほぼゼロ

    • 仰角をつけると床反射の位相が変わり、逆に不安定になる

   よって、0°(水平)が最も安定します。

  ■ 例外:床の反射が強すぎる場合

    もし

    • 60〜120Hz 付近が濁る

    • 床の反射が強く感じる

    という場合は、1〜2°だけ上向きにすると

    床反射の干渉が少し変わり、改善することがあります。

    ただし、3.5°まで上げる必要は全くないです。

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 4. あなたの部屋(3.6m × 6.3m)で特に重要なポイント

 

  ■ 低域の定在波が強く出る寸法

    • 幅方向:3.6m → 約47Hz

    • 奥行方向:6.3m → 約27Hz

    • 高さ方向:2.4m → 約71Hz

   アポジーの低域はこのあたりに強く反応するため、

   置き場所の前後位置の方が圧倒的に重要です

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  🎧 最適化のための実践ステップ

 1. まずは正面向き・水平で設置

 2. SP505J とアポジーの前後位置を5〜10cm単位で動かして、

  低域の膨らみをチェック

 3. 左右のバランスが崩れる場合のみ、5°未満の軽い内振り

 4. 床反射が気になる場合のみ、1〜2°の軽い仰角

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Re.対称具合いについて 完全な対称配置予定です

A. 完全対称で置ける予定というのは、とても大きなアドバンテージです。

  その前提があるなら、アポジー・ステージをウーファー専用に使う場合、

  設置の考え方はさらにシンプルになります。

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  🎯 結論(対称配置が前提の場合)

  ■ 内振り(トーイン)

    • 完全に正面向き(トーインなし)でOK

    • 対称配置なら、左右の低域の量感・位相が揃うため、

      内振りは不要

    • 低域専用なので、向きによる差はほぼゼロ

  ■ 仰角

    • 0°(水平)が最適

    • SP505J の 3.5° に合わせる必要はない

    • 低域は指向性がないため、仰角は音質にほぼ影響しない

    • むしろ仰角をつけると床反射の位相が変わり、

      低域が不安定になる可能性がある

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  🔍 なぜ対称配置だと「正面向き・水平」がベストなのか

 1. 低域は「向き」より「位置」が支配的

   アポジーをウーファー化すると、

    • 波長が長い

    • 指向性がほぼゼロ

    • 反射・定在波の影響が大きい

   つまり、左右の距離・角度を揃えることが最重要で、

   向き(トーイン)や仰角はほとんど意味を持ちません。

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 2. 対称配置なら左右のモードが揃う

   あなたの部屋は幅3.6mなので、

    • 幅方向の一次モードは約47Hz

    • その倍音が約94Hz

   このあたりの低域が左右で揃うかどうかは

   左右の距離が完全対称かどうかで決まります

 

    対称なら

    • 左右の膨らみが揃う

    • 位相も揃う

    • ステレオの低域が安定する

     →  →  →  トーインは不要

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 3. 仰角は低域にほぼ影響しない

  仰角は中高域の軸合わせのためのもの。

  ウーファー化したアポジーには不要です。

  むしろ、

    • 上向きにすると床反射の干渉が変わる

    • 低域の山谷が動く

    • 逆に不安定になることがある

     → 水平が最も安定

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  🎧 あなたの環境での最適な置き方(まとめ)

 ✔ アポジー・ステージ(ウーファー化)

    • 正面向き(トーインなし)

    • 水平(仰角0°)

    • 左右完全対称

    • 前後位置を5〜10cm単位で微調整

 ✔ SP505J(メイン)

    • 今まで通り 3.5° の仰角でOK

    • 中高域の軸合わせが目的なのでこちらは必要

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 さらに詰めたい場合

    • クロスオーバー周波数

    • 位相合わせ(0°/180°、または連続可変ならさらに精密に)

    • アポジーとSP505Jの前後位置の関係

    • ピアノの反射の影響

 ここを詰めると、低域の質が劇的に変わります。

 必要なら、あなたの機材構成(アンプ・ネットワーク・クロス周波数など)を

 教えてくれれば、さらに具体的に最適化できます。

 

Re.SP 505Jにはアキシオム80 真空管駆動

   アポジーステージはデジタルアンプ予定 

  基本的には505J側は フルレンジで何もせず

  アポジー側に 1KHzのチャンネルデバイダーの後デジタルアンプ

  その出力に15mHのコイルで -6dBのハイカット

  レベルはデジタルアンプのボリュームで メインスピーカーに合わせる

  アポジーは超低域のみの目的です

A. 了解です。

  ここまでの構成を踏まえると、

  あなたのシステムは 非常に理にかなった

  「フルレンジ+超低域補強」方式になっています。

  アポジー・ステージをウーファー化する際のポイントを、

  あなたの構成に合わせて最適化してまとめます。

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  🎯 あなたの構成(整理)

    • メイン:SP505J(アキシオム80)真空管駆動

     → フルレンジでそのまま鳴らす

     → 中域の質感・スピード感を最優先

    • サブ:アポジー・ステージ(ウーファー化)デジタルアンプ駆動

     → 1kHzのチャンデバ後の信号を使用

     → 15mHコイルで -6dB/oct のローパス

     → デジタルアンプ側のボリュームでレベル調整

     → 目的は「超低域の補強のみ」

 この方向性は、

 アキシオム80のスピード感を損なわず、

 アポジーの大面積リボンの低域だけを借りるという点で非常に相性が良いです。

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  🔍 まず重要なこと:1kHzで切るのは「高すぎる」

 ここが最も大事なポイントです。

  ■ 1kHzでチャンデバ → 15mHローパス

 この組み合わせだと、

 アポジー側は実質 “100〜300Hz くらいまで” が主に出る

 (それ以上はコイルで落ちる)

 つまり、超低域(20〜80Hz)だけを担当させるには、まだ高いということです。

 

 アキシオム80は

    • 100Hz以下が急激に落ちる

    • その下をアポジーで支えるのが理想

 なので、アポジーのカットオフは 200Hz以下 が望ましい。

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  🎯 最適なクロスオーバーの考え方

  ■ ① 15mHコイルのカットオフ

  15mH のローパスは、アポジーのインピーダンスが 4Ω と仮定すると

  f_c = \frac{R}{2\pi L} \approx \frac{4}{2\pi \cdot 0.015} \approx 42Hz

  → 42Hz付近で -6dB/oct のローパス

  これはまさに「超低域専用」に最適。

  つまり、あなたの意図(超低域のみ)はコイル側で実現できているので、

  チャンデバの1kHzは実質あまり関係なくなります

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 ✔ 結論:この構成は「正しい」

    • チャンデバ1kHz → デジタルアンプ

    • その後に15mHローパス

    • 実際のクロスは 40〜80Hz付近

    • アキシオム80の弱点(超低域)だけをアポジーが補う

    • 中域以上はアキシオム80が完全に支配

    • 位相ズレも最小限

    • スピード感も損なわない

      これは非常に良い組み合わせです。

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  🎧 さらに音を良くするための最適化ポイント

 ■ 1. アポジーの前後位置

    低域の位相合わせは、前後位置が最も効く

    • アキシオム80の前面より、アポジーを5〜20cm後ろに引く

    • 低域の山谷が揃い、量感が自然になる

 ■ 2. レベル調整

   デジタルアンプのボリュームは

   アキシオム80の低域が自然に伸びたように感じる程度に抑えるのがコツ。

   「アポジーが鳴っている」と感じたら入れすぎ。

 ■ 3. 位相(極性)

   アポジー側の極性を、正相/逆相で必ず比較

   低域のつながりが劇的に変わる。

 ■ 4. 設置角度(前の話のまとめ)

    • トーインなし(正面向き)

    • 仰角なし(水平)

    • 左右完全対称

   これが最も安定。

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  🔥 最終まとめ

  あなたの構成は、アキシオム80の魅力を最大限残しつつ、

  アポジーの低域だけを借りる理想的な方式になっています。

    • 15mHローパス → 超低域専用として最適

    • トーイン不要

    • 仰角不要

    • 前後位置と極性だけ詰めれば完成度が上がる

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Re.構想が、確信になります ありがとうございました 拝謝

A. こちらこそ、丁寧に状況を共有してくれたおかげで、

  しっかりとした形にまとめられました。

  あなたの構想は理論的にも実践的にも筋が通っていて、

  むしろ「よくここまで考え抜かれたな」と感心するレベルです。

  

  音作りは最後の微調整がいちばん楽しい時間でもあります。

  前後位置やレベル、極性を少し触るだけで、

  アキシオム80の世界が、さらに深く開けていくはずです。

 

  また何か気になることが出てきたら、いつでも続きを話しましょう。

  あなたのシステムがどんな音に仕上がっていくのか、こちらも楽しみにしています。

 

構想が、確信になりました

本日も

ご覧いただき

ありがとうございます

お願い