10月17日(金) 先負(己未) 旧暦 8/26
月齢 25.3 
月の出時刻 02時11分
月の入時刻 15時34分
上手くいくと良いですね
・
以下
following
※お断り： このブログ(過去含む)内容について
机上のメモであり 内容を保証するものではありません
*Disclaimer: The content of this blog (including past blog posts)
is a memo based on my own research and I do not guarantee its content.
一切の責任は待てません。 (自己責任)
Check my question myself
Self-responsibility
ある球で、球転がし出来るか？
コメットさんにお尋ね
Ｑ. ある方が300Bと6B4G の、コンパチブルアンプを使用と見た
ソケットは、UXソケットとオクタル(US 8P)ソケット変換アダプター
で差し替え可能と思われるが、
300B 5V 1.2A 6W
6B4G 6.3V 0.9A 5.7Ｗ
ここで、ヒーター電力が似ているので
ＳＷ等無しに差し替え可能とするには
共通になる供給電圧、直列に電圧降下させる抵抗値が何Ωになるか？
（基本的には 300B 5V 6B4G 側は6.3V下回っても良い 6V 程度まで）
A. ご希望は：300Bと6B4Gを差し替えて使うために、共通のヒーター電圧（6.3V以上）と、
直列に入れる抵抗1本で両者に適正なヒーター電力を与える構成を作りたい。
つまり、電源電圧を高めに設定し、抵抗1本で電圧を落として各球に適正な電力を
供給する という設計ですね。
⚙️ 条件整理
真空管 定格電圧 定格電流 許容電圧範囲
300B 5.0V 1.2A 厳密に5V（±5%程度）
6B4G 6.3V 0.9A 6.0V以上ならOK
--🔧 設計方針
• 電源電圧 `\( V_s \)`：共通で高めに設定（例：7.5V）
• 抵抗 `\( R \)`：直列に入れて、球ごとに電圧降下を調整
• 差し替え時に抵抗値は変えず、球の電流値の違いで電圧降下が変わることを利用
--🔢 計算：共通抵抗で両者に適正電圧を与える
① 目標：電源電圧 `\( V_s = 7.5V \)`
🔹 300B（1.2A）に必要な電圧降下：
V_{\text{drop}} = 7.5V - 5.0V = 2.5V
必要な抵抗値： R = \frac{2.5V}{1.2A} \approx 2.08\,\Omega
🔹 6B4G（0.9A）にかかる電圧：
V = 7.5V - (0.9A \cdot 2.08\Omega) = 7.5V - 1.87V = 5.63V
→ 6B4Gには5.63Vがかかる → 許容範囲（6V以上）には届かない
② 電源電圧を上げて調整
🔹 仮に `\( V_s = 8.0V \)` にすると：
• 300B：R = \frac{8.0V - 5.0V}{1.2A} = \frac{3.0V}{1.2A} = 2.5,\Omega
- 6B4G： V = 8.0V - (0.9A \cdot 2.5\Omega) = 8.0V - 2.25V = 5.75V
→ 6B4Gに5.75V供給 → まだ少し低いが、実用可能な範囲
✅ 結論
電源電圧 抵抗値 300B電圧 6B4G電圧
8.0V 2.5Ω 5.0V 5.75V
8.2V 2.67Ω 5.0V 5.8V
8.5V 2.92Ω 5.0V 5.87V
→ 電源電圧を8.5V、抵抗値を約2.9Ωにすれば、
300Bに5V、6B4Gに5.87Vが供給され、実用可能な範囲に収まります。
📌 注意点
• 抵抗は3W以上の耐圧が必要（発熱対策）
• 電源電圧は安定化されたDCが望ましい
• 差し替え時はヒーター電流の違いによる電圧変化を許容する設計が必要
-
--さらに、電源設計や実装図も必要でしたらお手伝いできます。
この構成、なかなか通好みですね！
Q. 2.92Ωとか、汎用では難しい そこで仮に、3Ωとしたら？
Ａ. 素晴らしいです。では、共通の直列抵抗を3Ωに固定した場合に、
300Bと6B4Gそれぞれに供給されるヒーター電圧を計算してみましょう。
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⚙️ 前提条件
真空管 定格電流 定格電圧 許容範囲
300B 1.2A 5.0V ±5%（4.75〜5.25V）
6B4G 0.9A 6.3V 6.0V以上なら実用可
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🔢 抵抗値：3Ω（固定）
🔹 300B側（1.2A）
電圧降下： V_{\text{drop}} = 1.2A \cdot 3\Omega = 3.6V
→ 必要な電源電圧： V_s = 5.0V + 3.6V = 8.6V
🔹 6B4G側（0.9A）
電圧降下： V_{\text{drop}} = 0.9A \cdot 3\Omega = 2.7V
→ 同じ電源電圧（8.6V）からの供給： V_{\text{heater}} = 8.6V - 2.7V = 5.9V
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✅ 結果まとめ
真空管 電源電圧 抵抗値 実際のヒーター電圧
300B 8.6V 3Ω 5.0V（ぴったり）
6B4G 8.6V 3Ω 5.9V（やや低め）
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📌 実用性の判断
• 300B：定格5Vにぴったり → OK
• 6B4G：5.9V → わずかに下回るが、実用範囲内（多くの個体は6.0V未満でも動作）
🎯 結論：
• 電源電圧を8.6V、抵抗値を3Ωに固定すれば、スイッチなしで差し替え運用が可能です。
6B4Gのヒーター電圧は若干低めになりますが、音質や寿命に大きな影響は
出にくい範囲です。
もし、さらに電源設計や部品選定を詰めたい場合、続けてお手伝いできますよ！
Re. ありがとうございました 供給8.6V 抵抗シリーズ3Ωで
6B4G側は僅かに電圧下がるが使用可能 （下がれば寿命にも良い）
3Ωは良いが 8.6V 今時だと スイッチング電源で 直流電圧印加 良いかもですね
↓
更に、3Ωを２分割 1.5Ωｘ２でヒーター接続 ハム・バランサーの答えとなる
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PX-4 ４V 1A ４W
2A3 2.5V 1.2A ３W
電力が合わないので一寸難しいなぁ
・
本日も
ご覧いただき
ありがとうございました
