モノラル怪し・・・ | 星と音楽で よかっ祭 

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モノラル音源

ある掲示板で『位相』についての問題化があった
で、ここでいう位相とは左右の位相でなく
低域と高域の周波数変化での位相の事である。
通常はスピーカーで、乾電池を繋いで繋いだ場合
コーンが自分側(手前側)に出て来た時の極を
電池の+であれば
+とマーキングする。
ところが、記録されている盤などによっては逆極性に記録され
反対に動く物も存在する様だ。
この事は、フルレンジでは然程感じないかもしれないが
マルチスピーカーシステムとかで複数のユニットが存在すると
ネットワークとかの組み合わせで、出て来る位相そのものも
変化している可能性がある。
スピーカーを前にして、耳の高さを変えると音像が変化する事である。
そこで、アンプ特性が周波数に従って位相が変化すると
スピーカーの位相を増加させる場合と、逆に補正に転じる可能性もある。
そこで、スピーカー自体の左右の片側の極性を変えるのでなく
両方とも逆に繋ぐという事もあり得る訳である。


これは、以前にも語られている様でお茶の間オーディオ引用させてもらいます。
「絶対位相」(その1)
「絶対位相」の話題が、ほんの一角で再び小さな盛り上がりを見せています。

「絶対位相」(その2)

少し理屈っぽく考えてみると、位相というのはあくまでも相対的なものです。
「絶対」ということはありません。振動波の位相座標を決めるには時間軸を
設定するわけですが、反転させるというのは時間軸を軸にして象限を180度
回転させるだけのことです。それぞれのの座標空間のなかでは何も変わらない
わけです。

「絶対位相」 (番外編)
クラシック音楽の世界では、正相・逆相を混在させるなど考えられないのですが、
ポップスやジャズでは頻繁に起こりうる。これは相対位相の問題なのだと思います。
それが「絶対位相」として問題にされるのはなぜでしょうか。
録音現場では、マイクやミキシングコンソールに極性切り換えスイッチがあって、
特にアナログ時代には、それぞれのマイクやチャネルで相性のよい極性を選択する
ことが盛んに行われたようです。
口でマイクを舐めるようにセッティングするボーカルや、迫力を増すために近接させるバスドラムのマイクやベースのピックアップなどはこうした「極性」に敏感なようです。その結果、正相・逆相がミックスされた録音がまかり通るわけです。

こうやって出来上がった「作品」から、奥行きなどの立体感はどう認知されるので
しょうか。

ちょっと前置きが長くなりましたが
作ったデジアンの位相特性を観てみました。
位相を観るためにリサージュ波形
第3章 オシロスコープによる位相の測定


先ず、発振器とデジアン出力の位相観測

見事にズレますねぇ
*コイル交換や、コンデンサー交換など行っており
 弄(いじ)ったアンプの結果で、あくまで事例です。


27K㎐では90°ずれています。(汗)
可聴帯域外ではありますが

パーマロイのマッチングトランスを使っているので
トランスの影響か? 一次側と二次側の波形を確認
(入力と一次側の確認もしたかったがグランドレベルが合わずBTLで出来ない)

片方のアンプのみなので、低い方の位相の差が観れるが総じて同相である。
従って、デジアンでの位相のずれが顕著に出るという事が分かった。

然しながら、周波数の位相はズレていても左右共、同様にズレていれば違和感は無いと考える
そこで、左右の位相差を確認した。

ここで、コンデンサーの値を変え、聴いている時に
低い周波数での位相差(広がる音)、それを感じて片方の極性を変え
確認した事もあったが、この違和感も有ってコンデンサーの値を見直しなどしたのだが
リサージュで、位相が僅かにズレているのが分かり、これが原因かな?
とも、分かった。

考えられる一番の要因は、本来ならモノアンプなので
全く同じ基板で、同じ回路を使いたかったのだが
同じ基板であっても、出力段の直流ドリフト電圧(漏れ電圧)の少ない
回路同士を使ったために片方がL、片方がRと
実際のモノコントラクションではないのである。

実際聴いていて、音像は中央に定位はするが
ここが問題と分かった。
低い方だけサラウンドで、余計広がりを感じているのかもだがなので、
周波数の位相差は位相差として
左右の位相差を、ちょっと見直しの余地がある。
弄らないでそのままが一番かも(汗)