俺は中学高校の頃には、これに似た感じの人間も同じ学校にいたよ。何人も。さすがに犬の糞を食わせたというのは聞いたことがないが、虫とかを食わせたというのはね
そいつらの何人かについては、家庭環境と言うか親がどんな人間だったかも、知ってる。一言でいえば「碌でもない環境」だった。その憂さを、他人に転嫁することで晴らしていたというのが実態だっただろうな
今でもこんなのがいるというのが俺からすればむしろ不思議だよ。あの頃の過ちを教訓として活かしてないってことだろうし
今、俺の身近にはこういう人間はいない。その頃にこんな人間を育て上げた連中を反面教師にして徹底して対処してきたからな
こんな人間を作っておいてそれを罰しようとか、意味のないマッチポンプは要らない。そもそもこんな人間にならないようにすることは難しくない。まあ、俺達にとってはかも知れんが
なんでこんな人間に育てるのやら。そんなことをしたら結局は自分が嫌な思いをするだけなのにな。ワザとか? まさかな。もしそうなら業が深すぎだ
わざわざ他人に恨まれる真似をしておいて「自分はこんなに辛いんだ」ってのも意味が分からんよ
暴力と威圧で他人を操ろうとする人間は、結局は自分と同じような人間を作り出して、場合によっちゃ逆に支配され操られる側になったりする。自分が作り出した怪物に自分が食われるという感じか。やれやれだ
こういう人間は普段から強圧的に支配されることには慣れてるだろうから、えてして罰は効果が薄いんだよな。罰せられることに慣れてしまってるというか
どうでもいい些細なことでまで罰せられるから、罰を受けること自体が日常化してるんだよ。少なくとも俺が知ってる奴らはそうだった。だから罰を恐れないし、罰せられたらそれを理由にさらに恨みを募らせる。ただの悪循環だな
こういう人間に育ててしまった時点で失敗なんだよ。これを何とかするのは大変だよ。自分自身が碌でもない人間に育ってしまった経験者としての忠告だ
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