要はそういうことだと思うんだよなあ。子供が親の言うことをきくかどうかってのは
自分の普段の振る舞いを思い返してみるってのは大事だと思うよ。「ルールを守れ」とか言いながら信号無視したり違法駐車したり、禁煙の場所で煙草吸ったり、「他人を叩いてはいけない」とか言いながら子供を叩いたり、「悪口を言ってはいけない」と言いながら罵詈雑言並べてたり。自分だってそんな人間を信用や尊敬出来るのかねえ
俺は出来ないよ
でもまあ、親だって人間だし完璧じゃないから、失敗だってするし間違いだって犯すさ。そういう時の振る舞いが特に大事かも知れん。そういう時こそ子供の前でちゃんと「ごめんなさい」が言えるかどうかじゃないかねえ。子供が謝れる人間になれるかどうかってのも
親が子供と一緒に成長するものだっていうのも確かにそう思う。ただ、そうは言っても仮にも子供より長く生きてていろんな経験を積んできてる以上は、まるっきり子供と同じじゃおかしいだろう。駄目なところはあっても、その駄目なところを改めていこうと努力する姿を見せるのも立派な手本だろうし
あと、自分に厳しい人間ってのは、多分、他人から見たら優しいと言うか、器の大きな人間に見えると思うよ。自分に厳しいということは、他人の存在を疎ましいとか考えてしまいがちな自分を律して、自分に都合の悪い、自分が好きになれない人間の存在も許容するってことだと思うし
俺が子供の頃に住んでたところの近所に、いかにも昔気質の「頑固な雷親父」っていう評判の人物がいたが、その息子も孫も立派なヤクザになったよ。自分の子供すらまともに育てられない奴が何偉そうに言ってんだって、俺は心底軽蔑してたな
結局その人物は、自分に厳しいどころか、自分の都合に他人が合わせるのが当然って考えていいように操ろうとしてるだけの、激烈に自分に甘い人物だったってだけだった。子供にそれを見抜かれてたんだろう。だからいくら怒鳴ろうが殴ろうが、子供からは馬鹿にされてるだけだった。そりゃ言うことなんて聞いてくれないさ
怒鳴ったり殴ったりってのが出来るのは、ただの抑圧だろうさ。そんなことで優しさとか気遣いとかが身に付く訳じゃない。それが身に付くのは、優しさとか気遣いってのを自分が実感して初めて理解出来るんだと思うんだがねえ
抑圧で言いなりになってくれるのは、元々気が弱かったり、他人に気を遣うことが出来る人間であって、そういうのは別に抑圧しなくても従ってくれるだろうにね