俺は子供達に勉強を教えることは出来ない。自分が理解してる事でも子供達が同じようにそれを理解できるように教えることが出来ない。学が無いからな
しかし、学が無いのは結局俺自身の問題であって、子供達には何の責任も無い話だ。それについて申し訳ないとは思うが正当化しようとは思わない
で、それと同じように、子供に何故暴力がいけないかという事を理解させられないのも、そりゃつまり暴力の何がいけないのかという点を大人の側が理解してないからだろうさ
暴力は、人間を狂わせる。振るう方も振るわれる方も正常な判断が出来なくなる。だから駄目なんだが、これもまあ言葉で言うだけじゃ伝えにくいのは事実。そこでまあ、分かり易い言い方としては「自分がされて嫌な事は他人に対してやらない」という形で説明するのが一般的だと思うし、たぶんその説明で間違ってない
子供でもその程度の理屈なら分かる筈だ
だが問題なのは、それが分かっていてもなお暴力を振るわずにいられない人間が居るという事だな
暴力が身近すぎて麻痺してしまってるなんていうのはもはや言うまでもないが、普段それほど自分が暴力にさらされてる訳でもないのに他人に対して暴力的な振る舞いをしてしまう子供の場合、そりゃもう間違いなく具体的な「原因」があるんだろう。ましてや、「自分がされて嫌な事は他人に対してやらない」という事を教えてもらっているのならなおさら
良くない事だと分かっててもそれ以外の手段を見付けられないなんて、そこまで思い詰める原因を放置した上に、それを暴力に頼らずに対処する方法を教えていない、親を筆頭とした周囲の大人の怠慢以外の何ものでもないさ
娘も以前、下の子の頭を突然これといった理由もなくはたいたことがあった
思えば、彼女にもそれなりにストレスに感じてる事があったらしく、それが基で思わず捌け口を求めてしまったんだろう。母親が亡くなったり、学校で複数の男子にからかわれたりということがあった時期だった筈
母親が亡くなった事はもうどうにも出来ない。俺も一緒にその事実に向き合っていく姿勢を示す他にない。が、男子にからかわれているというのは対処出来るし、すぐには解決できなくても見捨てられていないという実感を感じてもらうことは出来る。それだけでも随分とストレスは緩和されるんだよなあ
その一方で、生きてる限りストレスを完全に無くすのは無理だし、そもそもストレスが全く無いというのはそれ自体がストレスになるらしいから無くそうとする必要は無いと思うが、本人が自力で対処しきれないストレスを感じている時にはそれに気付き、一緒に対処する姿勢を見せる事で和らげることは出来るんだよな
肝心なのは、それを日常的に見せる事だろう。些細な問題だからと放っておいて本人が心を病んでから慌てて対処しようとしたって、そりゃ今まで放っておかれた恨みやら不信感やらが先に立ってしまって話がこじれて当然だろうし
俺も、本人が自分で対処できる問題なら任せておくようにしてるが、問題が発生しているという事実を把握しているという姿勢と、自力ではどうにもならなくなった時には力を貸す用意はあるという姿勢は示すようにしてる。それが子供にとっての安心になるからね
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息子(7歳)と娘(5歳)がいる30代の母です。息子が娘を叩いたりするので、「な..........≪続きを読む≫