働きにくいのはなぜ?

働きにくいのはなぜ?

労働環境を良くするためには必要なこととは…

Amebaでブログを始めよう!

看護師の働き方改革を推し進めていくためには、勤務体系の改善が重要なポイントの一つとして挙げられます。医療機関は昼夜の区別なく患者の対応に追われるため、そこで働く看護師の負担も大きいです。残業が常態化している施設も多く、十分な休養を取れないまま働き続けることを強いられてしまいます。過酷な労働条件で働き続けることは困難なので離職者も多く、看護業界は慢性的な人手不足に陥っており、それがさらに労働環境を悪化させる要因の一つとなっているのです。
ただ、看護師の勤務体系の改善は容易ではありません。3交代制の施設では17時までの日勤勤務後にまた夜勤に入るといった日勤夜勤を採用していることが多く、これがネックとなっています。1度退勤してからもう1度出勤するまでの間隔は7時間前後であることが多く、通勤時間を考慮するとさらに短くなるでしょう。このような勤務体系では次の業務に備えて十分な休養が取れません。
こういった看護業界の実態を踏まえ、働き方改革関連法案には「勤務時間インターバル」という制度が盛り込まれました。この制度は、退勤してから次の出勤までに11時間以上のインターバルを設けるというものです。もっとも、勤務時間インターバル制度は働き方改革関連法案に盛り込まれたとはいえ法案化には至っておらず、企業に課された努力義務に留まっています。
しかし仕事の性質上、労働環境をあまり顧みられることのなかった看護業界にとっては、明るい兆しだと言えるでしょう。この取り組みにより看護師の労働環境が改善されれば、医療業界の人手不足解消にも繋がるかもしれません。より働きやすい環境を手に入れるためには、改革の動向に目を向けつつ自身で業界の詳細を知ることも大切だと言えます。