メンズエステの沼に勝手にハマったおっさんの話
※ほぼノンフィクション
令和4年12月5日から始まった一方的な恋の話
サードシーズン 三週間ぶりに
前回の続き
お互い歯を磨くと
彼女は髪が濡れないように
ゴムで髪を止める
後ろから望むその後ろ姿は
久しぶりに見た
大和撫子そのものだった
先にシャワーを浴びる
すりガラス越しに彼女が脱衣していく様を見ていると
頭を思い切り殴られたような衝撃があった
お風呂のドアが開く
少し腕を日焼けした彼女だったが、その姿は透き通るほどに綺麗な肌だった
そんなジロジロ見ないでと
少し怒られながらも
それは美術作品を鑑賞するかのような気持ち
芸術だと思う
おっさんは先に湯船に浸かり一息
彼女がシャワーを浴び始めた
透き通る肌にあたる水飛沫
さらに見入ってしまった
シャワーを終え
湯船に向かってくる
高鳴る鼓動
悟られないように別の方向を向く
ゆっくりと浸かるその足の指にはマニキュア
聞くとマニキュアとネイルは違うらしい
彼女は美意識が高い
まめに脱毛やエステ、よもぎ蒸しなるものまでありとあらゆるものをこなすと言う
※ 少し汚い話になるので閲覧注意です
おっさんの背中には、毛が生えている
天使の羽と自分では言うものの
そんなにいいのまではない
その時だった
この背中のお毛け
剃ってみない?笑
自分では手が届かない範囲だ
可愛い、とても可愛い
もちろんお願いした
湯船に腰掛け彼女に背中を向けた
ホテルに用意してある
カミソリを手に取った
刃の滑りを良くするために
背中に石鹸をつける
あまりに広すぎるおっさんの背中は
石鹸の量も多い
背中を流してもらいながらいよいよ
背中に刃が入る
絶対動かないでよ😆
と言いながら彼女は剃毛を開始した
彼女は剃毛に夢中だ
傷にならないように慎重に
ドキドキが伝わった
彼女にとって初めての経験だ
また彼女の初体験に立ち会えたのはとてつもない喜び
おっさんの背中は至る所に毛の林があるらしい
あと、5回は必要だね笑
と言われながら至福の時が終わった
実はその間もっと嬉しいことがあったのだが、恥ずかしくて彼女に伝えられていないため
ここでも書かないようにする
その後はいつも通りの施術に入る
長くなったのでまた次回
次回 最高の時間